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车厢抓手 偷盗成风

时间: 2016-05-11    进入日语论坛
核心提示:少し前、首都圏のJRや私鉄地下鉄でつり革が盗まれる事件が続いた。操縦部品や銘板などファン垂涎(すいぜん)の品ではなく、よ
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 少し前、首都圏のJRや私鉄地下鉄でつり革が盗まれる事件が続いた。操縦部品や銘板などファン垂涎(すいぜん)の品ではなく、よりによってつり革を狙うとは。動機の見当がつかない。
 
不久前,在首都圈的JR和私营地铁上,不断发生吊环被偷事件。它并非是铁路迷所热衷的操作零件和铭牌,但却偏偏被偷了。其动机令人百思不得其解。
 
鉄道各社の被害は昨年11月からこの1月に集中している。たいていベルトごと持ち去られた。最も被害の多い東急電鉄の場合、3月に入っても続き、田園都市線など3路線で計223個が盗まれた。
 
各个铁路公司的失窃事件集中在去年11月至今年1月间。大多数情况都是整个抓手被偷。而损失最多的东急电车,在3月份还有失窃事件发生,田园都市线等三条线路失窃的抓手总计有223个。
 
かなりの難事件だと見るのは、月刊誌「鉄道ピクトリアル」の今津直久編集長(59)。「鉄道ファンという線は考えにくい。以前騒ぎになった座席切り裂き事件に近い。強い不満やストレスを抱えた人によるうっぷん晴らしではないでしょうか」。
 
月刊杂志《铁路——真实画册》编辑主任今津直久先生(59岁)认为这件事水落石出很难,“很难从铁路迷这方面考量。它与以前引起一时轰动的砸裂座位事件非常类似。或许是心怀强烈不满和压力的人所作出的泄愤行为吧。”
 
鉄道装備に詳しい今津さんによると、世界の鉄道は「にぎり棒」中心の国と「つり革」を重視する国に大別できる。日本は後者の代表格で、明治から改良に改良を重ねてきた。古くは丸い輪が主流だったが、1970年ごろ三角形が参入。いまは正三角形と二等辺三角形が首座を争う。
 
根据熟悉铁路设备的今津先生说,全世界的火车大致可以分为两种,以“铁棒”为中心的国家和重视“吊环”的国家。日本是后者的代表,从明治时代开始就不断改良。以前,圆环是主流,但1970年左右有了三角形的吊环。现在则是正三角形和等边三角形二雄对决。
 
昔は関西と関東で本数も違った。ゆったりした車内が好まれる西は少なめ。大量輸送を志向する東は多め。安全志向が高まるにつれ、つり革密度はどこも高くなった。
 
关西和关东的吊环数量在以前也是不同的。关西因为偏好悠闲的车内环境而少装吊环。而关东因为客流量大而多装吊环。随着安全要求的提高,吊环的密度都在提高。
 
〈吊り革をつかみそこねて泳ぐ手はひと日不安をにぎりきたる手〉池谷しげみ。ふだん通りの電車に乗り、いつも通り伸ばした手がふいに泳げば、一瞬だれしも動揺するだろう。地味に見えてつり革は安全の核であり、安心の核でもある。盗まれてようやく真価を知る。
 
“抓手损坏,拥挤人群无处可依,一日忐忑不安”,作者是池谷先生。平日里乘坐电车,如果突然手里没抓着吊环,那么无论谁在那一瞬间都会不安吧。虽然吊环看起来非常普通,但它却是安全的关键。被盗之后才知道了其真正价值。
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