在北欧国家瑞典,处于育龄阶段的男性曾大肆抱怨。据说他们非常羡慕在生了孩子后还能上班的法国男性。“那些家伙,真是好命啊。”其理由是他们只要对工作负责就行了。“瑞典男人的话,则需要工作、家庭两不误。”
スウェーデンで聞いてみると、保育施設への迎えの時間になると職場からさっと引きあげる人が目立つ。女性も、男性も。フランスは日本に比べれば男性の育児参加が進んでいる印象だが、北欧はレベルが違うようだ。
我听说在瑞典有很多上班族一到幼儿园接送时间就会马上离开公司。无论是女性还是男性,尽皆如此。将法国和日本相比的话,其男性参与育儿的程度遥遥领先,但在北欧,其程度远远不够。
育児の環境がひどいとして、問題になる昨今の我が国である。保育の充実を求めて署名運動をするお母さんたちを応援しながらも、どこか違和感を持つ方もおられるのではないか。前面に出るのは働く女性ばかり、お父さんはどうしたと。
因为育儿环境的恶劣,最近在我国成了一大难题。有些人虽然支持为要求扩充育儿设施而进行联名运动的母亲,但同时也觉得哪里有些不对劲。冲在前面的是上班女性,父亲们又该如何做呢?
女性の活躍の話は男性の働き方の問題でもある。長時間労働を改めなければ、男性の育児参加も女性の仕事復帰もままならない。分かっていてもなかなか改善できない。我が身を振り返っても耳が痛い。
女性活跃问题同时也是男性工作的问题。如果不改变长时间工作的现状,那么无论是男性育儿还是女性重返职场都是纸上谈兵。即便知道了这点,也无法改善。回顾我们自身,真是令人羞愧。
ある企業幹部の話では、長時間働くのは保険でもある。成績が上がらない場合、自分も部下も遅くまで仕事していれば「努力はした」と言ってもらえる。理由は他にもあろうが日本社会に絡みつく問題だ。
根据某位企业干部说,长时间工作是一种保险。在业绩没有提升的情况下,如果自己抑或部下干到很晚,也能推脱说“努力过了。”理由还有很多,这是日本社会的顽疾。
スウェーデンでは別の若者から「うちの父親は、家のことは車を洗うくらいだった」とも聞いた。一世代で社会が変わったということか。子育てを応援する上司「イクボス」が注目されるなど、日本もゆっくりだが変化している。加速させねば。
在瑞典,我还从别的年轻人那里得知“我们家的老头子,家务事就是洗车。”一代人就改变了社会吗?支持育儿的上司的“人情味”备受人们瞩目,日本也在慢慢地发生改变。如果更加快步伐的话……。