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安丸良夫 与世长辞

时间: 2016-05-11    进入日语论坛
核心提示:学生がアルバイトに励むのはもっぱら糊口(ここう)をしのぐためである。81歳で亡くなった一橋大名誉教授の安丸良夫さんもそう
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 学生がアルバイトに励むのはもっぱら糊口(ここう)をしのぐためである。81歳で亡くなった一橋大名誉教授の安丸良夫さんもそうだった。先輩から勧められて大学院生時代に軽く引きうけた仕事が生涯の航路を決めた。
 
为了让学生摆脱仅能糊口的窘境,鼓励他们去打工。81岁去世的一桥大学名誉教授安丸良夫先生就是这样的人。在大学时代,因为前辈建议而随便接受的工作竟然决定了他的人生航向。
 
週2回、京都・亀岡にある神道系の教団「大本」の本部に通った。70年史を編むよう頼まれた。邪教、怪教と弾圧された歴史を持つ教団だが、開祖の出口なおが残した書き物に引きこまれる。無学無筆の控えめな女性がなぜ神を名乗ったのか、庶民があつく信心を寄せた背景は何なのか。研究の出発点となった。
 
他每周2次前往位于京都•龟冈的教会“大本”的总部,该教会属于神道教。他接受了编辑其70年历史的委托。该教会在历史上曾被指责为邪教、异教,但他却被其开山祖师出口直留下的手迹所吸引。为什么一个几近文盲的女性能冠以神的名号呢?平民对其抱有强烈信心的背景又是什么呢?这成为了他研究的出发点。
 
西洋哲学への憧れは薄らいだ。関心は宗教から百姓一揆、廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)、自由民権運動へと広がる。支配者の思想ではなく支配される側の思想を見つめた。
 
他对西洋哲学没有什么感觉。其关注的内容从百姓起义、毁灭佛教扩展到自由民权运动。他观察的并非是统治者的思想,而是被统治的人们的思想。
 
たどりついたのは勤勉、倹約、謙譲、孝行、忍従、正直、献身、粗食、早起き――。これらを「通俗道徳」と呼び日本社会の近代化を支える背骨だったと論じた。生まれ育った富山・砺波地方に根付いた浄土真宗の教えに通じる価値観である。
 
延续至今的是勤勉、俭约、谦让、孝道、忍耐、服从、正直、献身、粗茶淡饭、早起……。他在讨论中说,这些被称为“通俗道德”的内容是支撑日本社会近代化的顶梁柱。其价值观来自扎根于他故乡富山•砺波地区的净土真宗的教诲。
 
自称「不器用で不機嫌」。だが時々の政治問題には臆せず声を上げた。小泉純一郎元首相の靖国神社参拝を批判して「中世以降の日本は敵方も丁重に弔った。自国の戦争犠牲者だけを国が選別して悼むのはおかしい」と訴えた。
 
他自称“不堪大用,不讨人爱”。但是,对于平日里的政治问题,他毫不避讳地发出自己的声音。他批判原首相小泉纯一郎参拜靖国神社,呼吁说“自中世纪以来,日本也会郑重地悼念敌人。国家甄别、悼念本国的战争牺牲者的行为非常奇怪。”
 
東日本大震災の後は、脱原発を求める官邸前デモに自ら足を運んだ。抗議のうねりが政策を変えられない現状を嘆いた。大衆運動の強さ、深さ、脆(もろ)さに寄せる関心は晩年まで衰えることがなかった。
 
东日本大地震后,他自发参加了在首相官邸前举行的要求关闭核电站的示威游行。抗议的怒涛没有改变政策,这让他叹息不已。对大众运动的强大、深刻、脆弱抱有的关心直至他晚年都没有衰退。
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