为了让学生摆脱仅能糊口的窘境,鼓励他们去打工。81岁去世的一桥大学名誉教授安丸良夫先生就是这样的人。在大学时代,因为前辈建议而随便接受的工作竟然决定了他的人生航向。
週2回、京都・亀岡にある神道系の教団「大本」の本部に通った。70年史を編むよう頼まれた。邪教、怪教と弾圧された歴史を持つ教団だが、開祖の出口なおが残した書き物に引きこまれる。無学無筆の控えめな女性がなぜ神を名乗ったのか、庶民があつく信心を寄せた背景は何なのか。研究の出発点となった。
他每周2次前往位于京都•龟冈的教会“大本”的总部,该教会属于神道教。他接受了编辑其70年历史的委托。该教会在历史上曾被指责为邪教、异教,但他却被其开山祖师出口直留下的手迹所吸引。为什么一个几近文盲的女性能冠以神的名号呢?平民对其抱有强烈信心的背景又是什么呢?这成为了他研究的出发点。
西洋哲学への憧れは薄らいだ。関心は宗教から百姓一揆、廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)、自由民権運動へと広がる。支配者の思想ではなく支配される側の思想を見つめた。
他对西洋哲学没有什么感觉。其关注的内容从百姓起义、毁灭佛教扩展到自由民权运动。他观察的并非是统治者的思想,而是被统治的人们的思想。
たどりついたのは勤勉、倹約、謙譲、孝行、忍従、正直、献身、粗食、早起き――。これらを「通俗道徳」と呼び日本社会の近代化を支える背骨だったと論じた。生まれ育った富山・砺波地方に根付いた浄土真宗の教えに通じる価値観である。
延续至今的是勤勉、俭约、谦让、孝道、忍耐、服从、正直、献身、粗茶淡饭、早起……。他在讨论中说,这些被称为“通俗道德”的内容是支撑日本社会近代化的顶梁柱。其价值观来自扎根于他故乡富山•砺波地区的净土真宗的教诲。
自称「不器用で不機嫌」。だが時々の政治問題には臆せず声を上げた。小泉純一郎元首相の靖国神社参拝を批判して「中世以降の日本は敵方も丁重に弔った。自国の戦争犠牲者だけを国が選別して悼むのはおかしい」と訴えた。
他自称“不堪大用,不讨人爱”。但是,对于平日里的政治问题,他毫不避讳地发出自己的声音。他批判原首相小泉纯一郎参拜靖国神社,呼吁说“自中世纪以来,日本也会郑重地悼念敌人。国家甄别、悼念本国的战争牺牲者的行为非常奇怪。”
東日本大震災の後は、脱原発を求める官邸前デモに自ら足を運んだ。抗議のうねりが政策を変えられない現状を嘆いた。大衆運動の強さ、深さ、脆(もろ)さに寄せる関心は晩年まで衰えることがなかった。
东日本大地震后,他自发参加了在首相官邸前举行的要求关闭核电站的示威游行。抗议的怒涛没有改变政策,这让他叹息不已。对大众运动的强大、深刻、脆弱抱有的关心直至他晚年都没有衰退。