昨日午后,在东京的上野公园,每次出现花吹雪(大量樱花花瓣随风舞动),都会响起一片欢声笑语。除了日本语外,还有中文、韩文、越南语的感慨。与东海和南中国海不同,在这里没有发生抢占地盘的情况。
夜の宴(うたげ)に備えて一人でシートを守るのは、たいてい日本の若手社員たち。観察すると、場所取り仕事には流派が二つある。一つは段ボールで座卓を作り、座布団や毛布を運びこむ着々派。もう一つはシートに寝そべり、スマホざんまいの悠々派だ。
在日本,很多公司新人会独自一人照看为夜宴所占据的地盘。根据我的观察,抢占地盘大致可以分成两种。一种是干事派,他们用纸板做成桌椅,然后盖上毯子和坐垫。另外一种则是悠闲派,他们趴在垫子上,津津有味地看着手机。
30年前のわが痛恨の花見を思い出す。最初の任地で初めての幹事を任された。日の高いうちから陣取ったはいいが、炭の扱いを知らない。火を付けもせず漫然と待った。夕刻、肉や野菜を抱えて到着した上司から大目玉を食らう。「火をおこしてないのか。ガスコンロじゃないんだぞ」。
我想起了30年前那次令我悔恨的赏花。在我入职的第一个公司,占位成了派给我的第一个任务。我早早就占好了地盘,但却不知道如何处理木炭。没有生火,就这样漫无目的地等待着。傍晚,带了肉和蔬菜的上司来了,见到此情此景,将我痛骂一顿,“竟然没有生火吗?这又不是燃气炉。”
開宴は遅れた。座は寒く、酒はぬるく、肉は焼けない。情けなさで少しも酔えない。先輩方に肩をたたかれ、後片付けをした。〈酔ひもせず幹事もつとも花疲(はなづかれ)〉橋本青草。
就这样,宴会推迟了。席间无语,酒半温不热,肉也没烤。因为冷场的缘故,没人喝醉。后来前辈拍拍我的肩膀,让我善后收拾一下。桥本青草吟道,“丝毫无酒意,干活人又累,赏花也倦怠”。
上司にはその後も酒との上手な付き合い方を教わった。「後輩を諭す席なら酔うな」「宴席では道化も大切」。どれも身にしみた。むろんお酒には害も多く、前夜の酒量を悔やんだ朝は数知れないが、折々にあの上司の言葉を思い出す。
后来,上司教给我了喝酒的方法,“如果是和后辈讨论事情的宴席,那么不要喝醉”;“在宴会中,开玩笑非常重要”。我把这些都学会了。当然,喝酒有很多坏处。很多时候我会在早上后悔前晚喝的多了,此时我就会想起那位领导的话。
桜前線は北上を続ける。見ごろを迎えた名所ではきょうも若手が場所取りに励むことだろう。シートで昼寝もよし。スマホ片手の読書もよし。それでも新米幹事の皆さん、宴の備えはおさおさ怠りなく。
樱花前线正在北上。在迎来赏花假期的景点,也有很多新人在抢占地盘吧。无论是睡个午觉还是拿着手机看书都是一件乐事。当然,各位新人们,不要疏于宴会的准备噢。