在汽车驾照培训中,曾学到所谓的“应该驾驶”和“或许驾驶”。应该没有人突然跑出来。为了警惕这种想法,司机在驾车时应该注意“或许会发生的危险事情”。
熊本地震の活断層のずれは鹿児島まで及ばないだろう、川内原発に影響はないだろう。できればそう思いたい。しかし地震の発生から6日で、すでにいくつかの「だろう」が裏切られている。
引发熊本地震的活断层运动应该不会波及到鹿儿岛吧,应该不会对川内核电站产生影响吧。如果事情果能如此,那么这样想也无可厚非。但是,在地震发生后的六天内,已经有多少“应该”被打破。
最初の地震よりも大きな「本震」が起きるとは、誰も予想しなかった。その後も続く大きな揺れに、専門家から「経験則から外れている」との声が出た。本震の原因とみられる活断層は考えられていたより長いことが分かってきた。
谁都没有想到会发生比第一次地震更大的“本震”。此后不断持续的大强度的余震,专家认为“这超过了以往的经验”。被认为是本震根源的活断层,比我们想象的更为复杂、难测。
川内原発のある薩摩川内市の岩切秀雄市長は一昨年、事故時の避難に九州新幹線を使う案を示していた。地震で原発が壊れても、なぜか新幹線は動く「だろう」と考えていたようだ。
川内核电站所在的萨摩川内市的市长岩切秀雄在前年指示,使用九州新干线用作事故时的避难。既然核电站因为地震而发生损毁,那么为什么他还会认为新干线“应该”能运作呢?
SF作家、小松左京氏の短編に「戦争はなかった」がある。戦後二十数年、主人公には鮮明な戦争体験があるのだが、周りの人には全くなく、探しても記録すら見つからない。戦争がなければ今の日本は考えられないじゃないか、という主人公の言葉がむなしく響く。
科幻小说作家小松左京的写过一则名为《没有战阵》的故事。战后20多年过去了,虽然主人公对战争保有深刻的记忆,但是周围的人却对此一无所知,无论他怎么找也看不到任何的记录。如果没有战争,那么今天的日本是无法想象的,主人公的言语令人深思。
まさか「福島の事故はなかった」という気分になっているわけではあるまい。今からでも遅くはない、余震が完全に収まるまで、川内原発をいったん止めることを考えてはどうか。全国に広がる不安の声に耳を傾けて。
决不能有“不会发生福岛核事故”的想法。即便现在收起这种心情也为时不晚,在余震没有完全停止前,考虑暂时停止川内核电站的运作如何?请侧耳倾听在全国蔓延的不安心情吧。