自16日本震发生以来,过去一周了。熊本地震的避难者超过了8万人。报纸和电视的报道虽然立刻对准了重灾区,但对于很有受灾不那么严重的人而言,是以何种心情度过这段时光的呢。
熊本県宇城(うき)市の稲岡義朗さん(47)一家の場合、自宅が倒壊するかもしれず、1週間は車中泊で乗り切った。2台の乗用車に家族4人が眠る。夜に熟睡できない分、日中は交代で体を休める。
熊本县宇城市的稻冈义朗先生(47岁)一家的情况是这样的,自己家的房子有倒塌的可能,所以在这一周时间内都是在车里睡觉的。一家四口睡在两部家用车内。在夜里没有充分休息的人,则在白天轮流休息。
震度6強の揺れで、自宅の壁ははがれ落ちたものの、食料はあるし、水もある。「益城町などのような被害の大きかった町で、家が全壊した人のことを思うと申し訳ない思いになる」と稲岡さんは話す。
在强度六级的震动中,自家的墙壁发生了脱落现象,但食物和水并不缺乏。稻冈先生说,“一想到在益城町等受灾严重的地区,房屋全毁的居民,我就感到非常难过。”
スーパーが数日、営業を休んだ。その間、近くの人からタマネギなど野菜のお裾分けにあずかった。地域のありがたみを感じた。中学が臨時休校中の長女(14)は、ヨモギや三つ葉を摘んできた。生物好きの娘が探した食材が食卓に彩りを添えている。
超市在这几天休业了。最近,他收到了邻居所赠与的洋葱等蔬菜。对此,他感到了地区的温暖。读初中的大女儿(14岁)这几天临时休学,去采摘艾草和鸭儿芹。喜欢生物的女儿所找到的食材为饭桌增色不少。
稲岡さんは被災後、身近な鳥の姿に目がいくようになった。昼間に鳴くウグイス、巣作りに励むカラス、夜に飛ぶフクロウ。「今まで時間に追われて気にさえしてこなかった自然の営みが、震災後はいとおしく感じるようになりました」。
灾后的稻冈先生关注起了附近的鸟儿。黄莺在白天歌唱,乌鸦修筑着巢穴,猫头鹰在夜晚飞翔。“以前一直被时间所紧逼对自然的一切视而不见,但在灾后,我觉得这些非常可爱。”
稲岡さんのように感じる被災者は数知れない。被害の程度にかかわらず、地震は被災者の暮らしと思考を一変させる。それは悲しみや絶望だけではない。自然とどう向き合うか。命とは何か。家族をどう支えるか。被災者の日常はどこまでも続く。
如同稻冈先生这般想法的灾民还有很多。不管受灾程度如何,地震让灾民的生活和思想发生了巨大的转变。这并非是悲伤和绝望。如何与自然相处呢?所谓生命又是什么呢?如何扶持家人呢?灾民的日常生活如何维持呢?