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阿苏地区 天然水源

时间: 2016-05-11    进入日语论坛
核心提示:被災地・阿蘇を駆け足でめぐった。避難所で話を聞くと不便の第一はやはり断水のようだ。「電気はついても水なしでは家に戻れない
(单词翻译:双击或拖选)
 被災地・阿蘇を駆け足でめぐった。避難所で話を聞くと不便の第一はやはり断水のようだ。「電気はついても水なしでは家に戻れない」「お隣は出たのにうちは出ない」。避難所の隅には汲(く)み水とヒシャクが置かれている。
 
我徒步去了灾区——阿苏。在避难所,跟灾民聊后得知,断水问题最为严重。“电倒是其次,但没有水就无法回家了”;“邻居家有水,但我家没有”。在避难所的角落里,放着打来的水和勺子。
 
阿蘇は九州の水がめである。一帯に降る大量の雨が、草原の地下にたくわえられ、ふもとから湧き出す。湧水(ゆうすい)群は環境省の「平成の名水百選」にも選ばれた。水質は住民の誇り。飲んでみると、透き通った水にかすかな甘みがして評判以上である。
 
在九州,阿苏水资源很丰富。在这一带,大量的雨水储存于草原的地底,然后自山脚下涌出。涌泉群还入选了环境省的“平成名水百选”。其水质令居民自豪。我尝试喝了口,清澈透明且略带甘甜,果然名副其实。
 
水源にはポリタンクやペットボトルを抱えた住民が次々にやってくる。「そのまま飲用に」「たまった洗濯に」。自衛隊の給水車も来る。ポンプで吸って避難所へ運び風呂に使う。
 
拿着水桶和塑料瓶的居民络绎不绝地来到水源地。“就这样喝”;“放着用来洗衣服”。自卫队的供水车也来了。用水泵吸取后运去避难所,以作洗浴。
 
地震で不通の南阿蘇鉄道には「南阿蘇 水の生まれる里 白水高原駅」という駅がある。駅名の長さは日本で1位か2位だとか。その由来となった湧水群に、地震で異変が起きた。ある水源は枯れ、別の水源は白濁した。「一夜で水脈が変わるとは」と消防団員(42)は驚く。
 
因为地震而中断的南阿苏铁路,有一站名为“南阿苏,水源故乡,白水高原站”。站名的长度在日本数一数二。其名字的来源——涌泉群因地震而发生了异变。有些水源枯竭了,还有一些变得浑浊了。“一夜之间,水脉竟然发生了改变”,一位消防员(42岁)对此感到非常惊讶。
 
そういえば熊本市の水前寺成趣(じょうじゅ)園の池も干上がった。本震のあった16日朝、いきなり池の底が現れた。ある温泉街では「もし湯が絶えでもしたら」と不安の声を聞いた。
 
如此说来,熊本市水前寺成趣园的水池也枯竭了。发生本震的16日早上,池子地忽然露了出来。在某条温泉街,还听到了人们不安的叹息,“如果温泉也枯竭的话……”。
 
結局のところ私たちの目には、地の底の活断層の動きなど見えず、水脈の変化も見通せない。科学の力をもってしても、前震、本震、余震の順番さえつかめなかった。黙々と白煙を吐く阿蘇の峰を見ながら、人知の無力さに立ちすくむ思いがする。
 
这一切发生之后,我们既看不到地底活断层的运动,也看到了水脉的变化。即便拥有科学的力量,还是分不清前震、本震和余震的顺序。望着默默冒着白烟的阿苏峰,深感人类的渺小和无力。
 
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