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三菱汽车 油耗造假

时间: 2016-05-11    进入日语论坛
核心提示:三菱自動車にかつて、「デボネア」という高級車があった。とても売れた車とは言えず巷(ちまた)ではあまり見なかったが、三菱グ
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 三菱自動車にかつて、「デボネア」という高級車があった。とても売れた車とは言えず巷(ちまた)ではあまり見なかったが、三菱グループ会社のトップたちの社用車にはよく使われていた。旧財閥の仲間内で支え合う、そんな姿勢の象徴でもあった。
 
曾经,三菱汽车有一款名为“德波尼亚”的高档车。当然它卖得并不火热,而且街头巷尾也绝少看到,但是常常用作三菱集团公司高层的公司用车。这种情况被作为旧财阀之间相互支持的象征。
 
2000年以降の三菱自動車は不祥事の連続だった。死傷事故を起こすほどの欠陥があっても隠す。車に問題があっても内密に修理する。信用を失い経営危機に陥ったが、グループに救われた。
 
2000年以来,三菱汽车不断爆出丑闻。甚至存在引发伤亡事故的缺陷也隐瞒不报。车辆即便存在问题也是内部秘密修理。因为失信,其陷入了经营危机,最后是集团公司出面救场。
 
04年に、三菱の「御三家」といわれる銀行、商事、重工業が中心になってお金を出すと決め、人も送り込んだ。当時の新聞に「三菱の名のついた企業がつぶれるはずがない」という社内の声がある。その通りになった。
 
在04年,以被称为三菱“御三家”的银行、商业、重工业为中心筹集拯救三菱汽车,同时也输送了人才。当时的报纸上刊登了其公司的内部的声音,“冠有三菱之名的企业不会倒台”。其结果正是如此。
 
会社という入れ物は救ったが、体質は救えなかったようだ。今回明らかになった燃費の偽装では、実際に車を走らせず、机の上で計算してすませた例が相次いだという。鉛筆をなめる、とはこのことだ。
 
虽然拯救了名为公司的壳子,但其体制却是无可救药。在这次曝光的耗油量作假事件中,其数据是在办公桌上计算而得,并非是通过汽车行驶而得,这种例子不断被公之于众。所谓纸上谈兵,就是这个吧。
 
驚くのは、「不正」が25年にわたっていたことだ。不祥事対応に追われて、経営再建を進める最中も続いていた。競争相手に負けない燃費の数字を作ることが何より優先されたのか。
 
令人震惊的是,这种“作假”持续了25年,即便是在为应付丑闻焦头烂额,为重建经营奔走之际,也在持续。难道说,做出不输于竞争对手的耗油量数据是最重要的吗?
 
横山源之助著『明治富豪史』で、草創期の三菱財閥の幹部が皮肉っぽく書かれている。ふだんは威張るのに、大旦那・岩崎弥太郎の前では「好(よ)い児(こ)におなり遊ばす」。そんな内向きの行動様式、今は引きずっていないだろうか。グループだから救う、救わないの論理では、消費者の視線にたえられない。
 
在横山源之助所写的《明治富豪史》中,用诙谐的笔触描写了处于创建期的三菱财阀的干部。平时他们一副威风凛凛的样子,但在大掌柜岩崎弥太郎的面前,“却是非常乖巧,丝毫不敢异动”。这种对内谦恭的样子,至今仍延续着吗?在消费者的面前,救不救场与是否是一个集团没有任何关系。
 
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