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熊本地震 整整一月

时间: 2016-06-02    进入日语论坛
核心提示:人文字ならぬ「パイプ椅子文字」であった。熊本地震が起きて間もなくグラウンドに現れた「SOS」のメッセージが、いまも印象に
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人文字ならぬ「パイプ椅子文字」であった。熊本地震が起きて間もなくグラウンドに現れた「SOS」のメッセージが、いまも印象に残る。上空のヘリに向かって求めた「カミ、パン、水」は、あまりにも基本的な物資だった。
 
这些并非是由人组成的文字,而是“折叠椅子的文字”。在熊本地震发生后不久出现在操场上的“SOS”字样,至今仍令我印象深刻。向天上飞过的直升飞机所要求的“纸、面包、水”,都是一些基本的物资。
 
その文字を作った一人、村上次郎さん(30)は「もしかしたらバッシングされるかも」とちらりと考えたという。避難したその場所、熊本国府高校は熊本市でも中心部に近い。物資がないことを理解してもらえるか、甘えていると言われないかと懸念した。
 
这些文字的制作人之一,村上次郎先生(30岁)在此之前,曾出现过这样一个念头,“或许会遭人谴责吧。”避难所之一的熊本国府高中在熊本市内算是中心城区了。所以,缺少伍兹会不会不被人理解呢?会不会被人说是矫情呢?他曾对此产生过担忧。
 
でも迷ってはいられなかった。本震のあった16日朝から高校に人が集まり、400~500人になった。指定された避難所でないため、水や食料の備蓄はない。断水でトイレもままならない。市役所に電話しても「順番に対応していますから」と言われるだけだった。
 
但是,他并没有因此迷茫。从本震发生的16日早上开始,学校内就有人开始聚集,最后达到400~500人。因为不是政府指定的避难所,所以没有水和食物的储备。因为断水,厕所也无法正常使用。给市政府打电话,他们也只是回应说“正在按照顺序在处理。”
 
一緒に椅子を並べた3年生の野田拓海(たくみ)さん(17)は「怖かった。水がないと最悪死ぬじゃないですか」と言う。身動きが取れなくなれば、都市部でも、いや都市部こそ欠乏は起きる。とっさに動き出さないと命はつなげない。
 
一起排列椅子的高三学生野田拓海同学(17岁)说,“非常可怕。没有水简直生不如死。”如果没有采取任何准备,那么即便是在城区,不,正因为是城区,才会发生物资匮乏的情况。如果不尽快采取行动,就会丢掉性命。
 
最初の地震発生からきのうで1カ月。倒壊した家、うねる道路など爪痕が残る。一方で全国からの支援があり、生活の再建も少しずつ始まっている。物資をどう届けるか、車中泊をどう乗り切るかといった課題も見えてきた。教訓を読み取りたい。
 
截止昨天,距离地震发生已经过去一个月了。倒塌的房屋、扭曲的道路都是地震留下的痕迹。另一方面,来自全国的支援汇集在这里,生活的重建也一点点在启动。如何才能送去物资?如何克服在车中睡觉?这一系列的课题出现在我们眼前。希望我们吸取这次教训。
 
「地震はテレビの中のことだと思っていた」。熊本で、被災した人から聞いた。私たち一人一人に跳ね返ってくる言葉だ。
 
“地震就是电视里发生的事情”,在熊本,有的灾民如此说到。这句话值得我们每一个人反思。
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