舞台位于美国的大学。刚一入学,学生们就为了能进工资高的企业而互相展开竞争。“为了美元,拼命地努力”,一位原银行雇员在《华尔街 投资银行残酷日记》中如此回顾说。
やや極端な例かもしれないが、米国での大学生の過酷さがうかがえる。学費は高く、奨学金の返済がのしかかる。勢い仕事選びは給料優先になる。米大統領選の候補者選びで若者がサンダース氏を支持するのも、公立大学無償化などの政策に期待するからだ。
或许这是一个稍显极端的例子,但是我们从中可以看到美国大学生所面临的残酷环境。学费很高,而且奖学金的还款也压得他们喘不过气。很多人选择工作都把工资放在第一位。在美国总统选举的候选人选举中,年轻人之所以支持桑德斯氏,就是出于对公立大学免费化政策的期待。
問題は日本も共通する。2月の声欄に高校の先生から、奨学金といっても大半は有利子で「奨学金とは名ばかりの教育ローンだ」との指摘があった。せめて無利子を、との願いは切実である。
日本也存在这个问题。在2月份的声栏中,有位高中的老师提出批评说,“所谓奖学金都是教育贷款而已,只是名字好听罢了。”因为奖学金大部分是收利息的。至少希望是无息贷款,这一愿望直击关键。
大学教育は自分への投資であると同時に世の中への投資でもある。社会としての負担は、もっとあっていい。返済しなくていい「給付型奨学金」の検討を安倍首相が打ち出したのは大きな意味があった。
大学教育是对自己投资的同时也是对社会的投资。社会担起这个责任也是无可厚非的。安倍首相提出探讨不需要还款的“发放式奖学金”具有非常大的意义。
ただ、先日発表された「1億総活躍プラン」には「検討を進める」としか書いていない。本気なのか、結局先送りになるのか。「本当に厳しい状況にある子どもたちへの給付型支援の拡充を図る」ともあり、実現しても範囲はきわめて小さいとも読める。
但是,在前些日子公布的“一亿国民总活跃计划”中却只写了“推进讨论”的字样。究竟是来真的呢?还是缓兵之计呢?虽然上面也写着“计划扩充发放式奖学金以帮助那些处于窘境的孩子们”,但是细读下来发现即便该计划得以实施,其范围还是非常小的。
日本も受け入れている国際人権規約の条項には、大学などの高等教育の段階的無償化を求める部分がある。実現している国もある。給付型奨学金への取り組みも、長い道のりの一歩だと考えたい。
在日本也接受的国际人权公约中,有这样一则条款,要求实现大学等高等教育的阶段免费化。有的国家已经实现了。而对发放式奖学金的构建,我认为是这漫长道路上的一小步。