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伊势大虾 人工饲养

时间: 2016-06-02    进入日语论坛
核心提示:久しくお目にかかっていないが、伊勢エビには、登場するだけで会食の雰囲気を一変させる魔力がある。洋食なら座がたちまち晩餐(
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久しくお目にかかっていないが、伊勢エビには、登場するだけで会食の雰囲気を一変させる魔力がある。洋食なら座がたちまち晩餐(ばんさん)風になり、旅館の和食も急にありがたみが増す。今週伊勢志摩に集う7カ国の首脳たちも滞在中に一度は味わうことだろう。
 
伊势虾已经很久没有看见了,它有一种魔力,只要一端上餐桌就能改变聚餐的气氛。如果吃的是西餐,那么气氛会立刻转换为晚餐风,即便是在旅馆吃的日式料理,它也能为其增色不少。本周,聚集在伊势志摩的7国首脑们在驻足期间也品尝了一顿伊势虾。
 
残念ながら、人工的に育てる技術はまだ確立していない。研究の先端を行く三重県水産研究所の土橋靖史さん(51)は「孵化(ふか)させてから稚エビに育て上げるのが難事業。幼生期が300日と長く、その間に大半が死んでしまう」と話す。
 
但遗憾的是,人工培育的技术至今仍没有成熟。三重县水产研究所走在这一研究的前列。据该所的土桥靖史先生(51岁)说,“从孵化到培育幼虾是件非常困难的事情。其幼年期长达300日。大部分幼苗都活不过这段时间。”
 
孵化したばかりの幼生群を実験室で見せてもらった。透き通った体に、葉脈を思わせる細長い足が10本。水中をはかなげに漂う姿が妖精のように美しい。
 
我在实验室里看到了刚孵化出来的幼苗。几近透明的身体上涨着10只宛如叶脉的腿。灵动的游姿宛如水中的妖精。
 
水産研は1988年、世界に先駆けて、幼生を人工的に稚エビに育てることに成功した。とはいえ千匹中わずかに1匹。歴代所員はその後も飼育に神経をすり減らし、胃を患う人もいた。水槽を改良し、エサの工夫を重ねて0・1%だった生残率がついに60%を超えた。
 
该水产研究所在1988年时,就领先世界成功地将幼苗培育成型。但成功率只有千分之一。历代的所员为此殚精竭虑,有的患上了神经衰弱,还有的得了胃病。他们改良养殖水槽,并不断改进饲料,最终将这一比例提高到了60%多。
 
育てた稚エビを初めて沖に放したのは昨夏。青い目印を結わえた25匹のうち1匹が漁師の網にかかった。生育は順調で所員を大喜びさせた。
 
去年夏天,他们第一次将幼虾放养进海里。在25只打上蓝色标记的幼虾中,有一只被渔民捕获。其顺利地繁殖让研究员们非常开心。
 
古くから高級食材として珍重された。江戸では鎌倉エビ、尾張で志摩エビと呼ばれた。いつしか呼び名が定まり、伊勢の名を世界に広めた。この先、養殖技術が進んでスーパーの店頭で気軽に買える日は来ないものか。道はなお遠そうだが、磯の王者に敬意を表し、気長に待つとしよう。
 
伊势虾自古就作为高级食材为人所重视。在江户,它被称为镰仓虾;在尾张,其被称为志摩虾。最后其称呼定为了伊势虾,并广为世人所知。或许在以后,我们能在超市里轻易地买到伊势虾的日子也会来到。要走的路还很长,让我们向虾中王者表达敬意的同时,耐心等待吧。
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