返回首页
当前位置: 首页 »日语阅读 » 天声人语 » 正文

日本饭团 历史悠久

时间: 2016-06-27    进入日语论坛
核心提示:まもなく熊本地震から2カ月を迎える。被災直後、現地のスーパーやコンビニで水とともにまっ先に売り切れたのは、おにぎりだった
(单词翻译:双击或拖选)
まもなく熊本地震から2カ月を迎える。被災直後、現地のスーパーやコンビニで水とともにまっ先に売り切れたのは、おにぎりだった。炊き出しが始まって最初に配られたのもおにぎりだ。被災地で何より頼れる非常食だろう。
 
距熊本地震发生也快满2个月了。灾后没多久,当地的超市和便利店里,伴随着水,最先卖完的就是饭团了。在烧饭赈灾开始后,最先发放的也是饭团。在灾区,这是灾民最需要的非常食物。
 
日本のおにぎり史は2千年前にさかのぼる。各地の弥生時代の遺跡から炭化した米の塊が出土する。石川県鹿西(ろくせい)町(現中能登町)では1987年に三角形の塊が見つかった。地元は「日本最古級のおにぎり」と呼ぶ。鹿西町の鹿(ろく)と米の字をなす十と八にちなみ、6月18日がおにぎりの日とされた。
 
日本的饭团史能追溯到二千年前。从各地弥生时代的遗迹中,出土了炭化的稻米团状物。在石川县的鹿西町(即现在的能登町),在1987年发现了三角形的块状物。当地将其称为“日本最古老的饭团”。6月18日被称为饭团之日,这一名字源于鹿西町的鹿(日语中发音同6)和组成米的十和八字。
 
現物を石川県埋蔵文化財センターで拝見した。黒くなければそのままかじれそうな二等辺三角形。正式には、ちまき状炭化米塊と呼ぶ。
 
在石川县考古文化中心,我看到了实物。它通体黑色,形似一个等边三角形,就像是被咬出来的一样。按照正式的说法,叫做粽子形炭化米团。
 
「土中からカツンという感触が来て二つに割れた。興奮しました」。竪穴住居跡から掘り出した栃木英道・金沢城調査研究所副所長(59)は話す。炉のそばでなく外縁部だったことから、日常の食品ではなく魔よけの品と推定する。
 
“从土里传来咔兹一声的感觉,我知道它一分为二了。为此我非常兴奋。”从竖坑居住遗址中挖出该物的金泽城调查研究所副所长栃木英道先生(59岁)如此说到。应为它是从炉子的边缘处而非炉内挖出,所以推测其实驱魔的东西,而非日常的食物。
 
ちまきかおにぎりか、食用か魔よけかの議論は筆者の手にあまる。だが三角形に握り固めたコメが2千年前から私たちの身近にあったことには素朴な感慨を覚える。
 
是粽子还是饭团?是食用还是驱魔?对于这样的讨论,笔者力不从心。但是,被捏成三角形的米饭从二千年前延续至今,还是让我感慨万千。
 
「私にバナナかおにぎりの差し入れを」。熊本地震の直後、現地から政府にせがんだ情けない副大臣がいた。同じころ対照的なふるまいを避難所で見た。おにぎりを受け取る際、両手を合わせ頭をたれるおばあさんたちの姿だ。命をつなぐおにぎりに感謝する古来の祈りのように見えた。
 
“请给予我们香蕉或饭团之类的赈灾物资”,在熊本地震发生后,有位出身当地的副大臣如此乞求政府,其姿态非常可怜。在相同的时刻,我在避难所看到了非常具有对照性的行为。在接受饭团之际,一位大妈双手合十,脑袋下垂,样子非常恳切。仿佛是用延续至今的祈祷来表达对延续生命的饭团的感激之情。
轻松学日语,快乐背单词(免费在线日语单词学习)---点击进入
顶一下
(1)
100%
踩一下
(0)
0%