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走失六天 终获救护

时间: 2016-06-27    进入日语论坛
核心提示:森のなかを娘が歩いている。だんだんと、日が暮れていく。「あたしひとりよ、森のなかにいるのはなんて暗いんだろう。自分の手が
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森のなかを娘が歩いている。だんだんと、日が暮れていく。「あたしひとりよ、森のなかにいるのは……なんて暗いんだろう。自分の手がよく見えない。どこへきてしまったのか、わからないわ」。
 
小姑娘漫步于森林中。走着走着,天黑了。“我一个人走在森林中……天怎么这么黑。我看不见自己的手了。我走到哪里了,我什么都不知道了.”
 
道に迷い、前へも後ろへも進めない。ロシアの児童文学者マルシャークの戯曲「森は生きている」(湯浅芳子訳)は、暗く深い森の怖さを描く。助けを求めて叫んでも、誰も答えてくれない。オオカミが来たらどうしよう。死を覚悟した娘を救ってくれたのは、妖精たちだった。
 
迷失了道路,前进不得,又后退不了。俄罗斯儿童文学家马鲁夏克的戏剧《活着的森林》(汤浅芳子译)描绘了幽暗森林的恐怖之处。小女孩发声求救,但没有人回应。要是狼来了,那该怎么办呢?妖精们帮助了这位自认为必死无疑的小姑娘。
 
北海道の山の中に置いていかれ、たったひとりで歩く。7歳の男の子にとって、どれほど怖かっただろう。6日ぶりに無事に保護されたというニュースに、胸をなでおろす。
 
被抛弃在北海道的山中,一个人行走于其中。对于7岁的小男孩而言,这是何等恐怖的一件事。时隔6天,看到其被安全保护的消息,总算是松了一口气。
 
自衛隊が演習で使う宿舎で、雨を避けていたという。マットレスを使い、同じ場所にとどまったことに男の子の意志と冷静さを感じる。そこに宿舎と水道があり、鍵がかかっていなかったことも、何かに導かれたかと思いたくなる。
 
据说他在自卫队演习使用的宿舍内躲雨。在那里,他用被褥御寒,这让我们感受到了男孩的意志和冷静。那里有宿舍和自来水,而且房子还没有上锁,我真想知道是什么带他去那的。
 
「しつけのために」で起きた今回の件、自分の子育てを思い起こした方もおられよう。言うことを聞かない子に「じゃあ置いていくよ」と言うのは、珍しいことではない。予期せぬ結果を招くかどうかの差は、それほど大きくないのかもしれない。
 
因“教育”而起的这次事件让很多人想到了自己教育孩子的方式。对于那些不听话的孩子,讲出“扔在那里”的人想必不在少数。而是否招来意想不到的结果的差别,或许就是没有闹得如此之大而已。
 
父親は、「とてもつらい思いをさせて本当にごめんなって言いました」と泣き出さんばかりに話していた。今はただ、大和(やまと)くんを抱きしめてあげてほしい。親子それぞれの痛みが、早く乗り越えられればと祈る。
 
当事者的父亲不停地哭着说,“让他受了这么多的苦,真是非常抱歉。”希望他现在能紧紧地抱住自己的孩子吧。无论是父母还是孩子,我都希望他们能早日跨越各自的痛苦。
 
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