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慰灵之日 不忘和平

时间: 2016-06-27    进入日语论坛
核心提示:沖縄市出身の国仲瞬(くになかしゅん)さん(23)は小学生のころ、「平和学習」があまり好きではなかった。沖縄戦の話は暗くて
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沖縄市出身の国仲瞬(くになかしゅん)さん(23)は小学生のころ、「平和学習」があまり好きではなかった。沖縄戦の話は暗くて重いからだ。戦争体験者から、例えばこんな話を聞いた。住民が隠れた洞窟の入り口に爆弾が落ちた。ばらばらになった人の体を見た――。
 
冲绳市出身的国仲瞬先生(23岁)在小学生时代,非常不喜欢“和平学习”这门课程。因为冲绳之战非常阴暗和沉重。从战争亲历者那里,曾听到过类似这样的故事,炸弹落在了居民躲藏的洞口,看到了炸得四分五裂的人类肢体……。
 
中学生になり、同級生と「平和の礎(いしじ)」を訪ねた。石に刻まれた20万人余の沖縄戦の犠牲者の名前から、ひいおじいちゃんの名を探し、指でさわってみた。なぜか、涙が止まらなくなった。
 
后来读了中学,他和同年的学生一起参观了“和平之基”。20多万名冲绳之战的死难者刻在了石头了,他试着寻找祖父的名字,并用手抚摸。不知道为什么,泪水止不住的下来。
 
琉球大学に入って自分も平和教育に取り組むようになったが、むなしさも感じた。あるとき、多くの人が自ら命を絶った場所で、修学旅行の生徒が指をさして笑っているのを見た。彼らにどう伝えればいいか。後に、学生ベンチャー企業「がちゆん」の立ち上げにつながった。
 
就读琉球大学后,他自己也热衷于和平教育,但是却感到了一种无力感。有段时间,他在很多遇难者自绝的地方看到进行修学旅行的学生用手指指点点,欢声笑语不断。如何向他们传递这段历史呢?在这之后,他着力于组建学生冒险公司“がちゆん”。
 
「がち(真剣)に、ゆんたく(おしゃべり)する」の意。修学旅行生に大学生がまじり、沖縄で感じたことを語り合ってもらう。沖縄が戦争で失ったものは何かとの問いかけに、「命」「文化」「暮らし」「自由」といった声が出る。「熱く思いを語るだけでは相手が耳を閉ざすかもしれない。言葉に出して考えてもらえれば」。
 
“がち(认真地),ゆんたく(谈话)”,这是该名称的意思。在进行修学旅行的学生中,以大学生为首,互相交流在冲绳的感受。当问到冲绳在战争中失去何物时,学生们回答“生命”、“文化”、“生活”、“自由”。“如果光是讲述奔腾的思想,那么对方或许就会听不下去。如果用自己的话讲述并思考的话……。”
 
きょうは「慰霊の日」。71年がたち、戦争を経験した人は減っている。語り継ぐ機会も。それが、基地が存在し続けることに疑問を持たなくなる危険をはらむのではないか。沖縄で、そしてとりわけ本土で。
 
今天是“慰灵之日”。71年过去了,经历过那场战争的人正在减少。讲述下去的机会也是如此。而这,不正会产生人们对基地持续存在不抱有疑问的危险么?冲绳是这样,本土更是如此。
 
「がちゆん」。まじめなおしゃべりが求められているのは、決して沖縄の中だけではない。
“がちゆん”。需要寻求认真讲述的人,绝非只有冲绳而已。
 
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