对自然的无情和怒火,我们都记忆犹新。在地震过去2个多月后,暴雨又袭击了熊本。泥石流涌入住宅,造成6人遇难。也有地区与地震那会一样,陷入孤立无援的窘境。
地震での住宅の全半壊が900棟以上にのぼった熊本県甲佐町では、1時間に150ミリの最大雨量を記録した。日本の観測史上4番目の激しさだったという。
在熊本县的甲佐町,有900多栋住宅全毁或大部损毁的状态,就在这里,记录到了每小时150毫米的最大雨量。据说是日本观测史上第四大强降雨。
「異常」であろう。しかし、それが異常と思えなくなるほどの昨今の豪雨の頻発である。夕立ではなくゲリラ豪雨が、日本の夏の風景になりつつあるかのようだ。昨年秋には茨城県常総市で鬼怒川の堤防が決壊し、大きな被害が出た。「まさかここで」の声が上がった。
这是“异常”。但是,最近暴雨频频,让人已经习以为常。这种不似骤雨的游击性质的暴雨,似乎正在成为日本夏季的风景。去年秋天,在茨城县常总市,鬼怒川发生决堤,出现了巨大的灾情。有人甚至惊呼,“竟然发生在这里。”
〈洪水のはじまりとして一粒の雨が誰かをすでに打つたか〉香川ヒサ。突然強まる雨脚が生活を壊す。大雨の頻度が増す一方で、降る日にちは減っているともいわれる。地球温暖化が影を落としているのか。
“造成洪水的第一滴雨,或许已经落在了谁的身上”,这是香川日晨先生的诗。突然变强的雨势破坏了人们的生活,虽然大雨频率的增加,降雨的日子据说正在减少。或许这也是地球温暖化的影响吧。
関東の利根川水系では記録的な少雪、少雨の影響でダムの水量が減っている。6月には珍しい取水制限も始まっており、政府は節水を呼びかける。
在关东的利根川水系,由于创纪录的少雪、少雨的影响,大坝的水量正在减少。在6月,甚至开始施行罕见的用水限制制度,政府呼吁广大居民节约用水。
20世紀前半に活躍したチェコの作家チャペックは、町の人々が雨を待つ姿を書いた。誰もが体内に「なにか、先祖伝来の農民の血が流れているようだ」(「園芸家の一年」飯島周訳)と。雨の大切さは変わらないが、現代の日本ではそれほど牧歌的には語れないかもしれない。九州ではきょうも、大雨のおそれがあるという。備えを警戒を、怠るまい。
在20世纪前半期,非常有名的捷克作家查贝克曾描绘过镇里的人们等待降雨的样子。无论谁的体内,“都流淌着某种祖先传下来的的农民血统”(《园艺家的一年》,饭岛周译)。雨的重要性丝毫没有改变,但是在当下的日本,这一切或许变得已非那么诗情画意了。在今天九州也将发生暴雨。做好准备,不要懈怠啊。