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出梅之时 浮想联翩

时间: 2016-08-02    进入日语论坛
核心提示:あまりよくないと思いつつ、記者として何度も記事に書いてきた表現がある。「とみられる」。断定するほどの自信はないが、ほぼ確
(单词翻译:双击或拖选)
あまりよくないと思いつつ、記者として何度も記事に書いてきた表現がある。「……とみられる」。断定するほどの自信はないが、ほぼ確かだといえるときに、ついつい使いがちだった。
 
身为一个记者,我曾多次在报道中使用过这种我认为不太适合的表达方式。“……とみられる”(看起来)。在没有断定的自信,但差不多能确认的时候,我就常常使用它。
 
そうやって登場させてきた言葉が、おとといの気象庁の発表にもあった。九州から東海地方にかけて、「18日ごろ梅雨明けしたとみられる」。「ごろ」とあわせ、二重に自信なさげだ。
 
在前日的气象厅的公告中,也在这种情况下使用了该表达。从九州到东海地区,“18日ごろ梅雨明けしたとみられる”(在18日左右出梅的样子)。与“ごろ”(一段时间)一起使用,加倍表达了其没有自信的样子。
 
気象予報士の片山由紀子さんによると、梅雨の入りや明けを日付で区切るのはそもそも無理がある。とくに夏の高気圧が安定しない今年は判定が難しい。「私なら、梅雨明けの発表はもう少し待ちます。気象庁の予報官は、ぐずぐずしていると機会を逃すと考えたのかもしれませんが」。
 
根据气象预报员片山由纪子女士说,用具体的日期来划分入梅和出梅原本就是件不合理的事情。特别是由于今年夏季的高气压不稳定,所以判定就更加困难了。她说,“如果是我,那么我将再等一段时间后播报出梅的消息。一旦犹豫的话,就可能错失机会,这或许是气象厅预报官员的想法吧。”
 
気象庁は20年ほど前、梅雨の発表の文言をあえてあいまいにしたことがある。「○月上旬の前半」などと幅を持たせた。それが国会で「何だかわからない」「気象庁は逃げている」と批判され、「何日ごろ」という今の表現に落ち着いた。
 
20多年前的气象厅,在梅雨公告的文字表达上,反而采取了暧昧的表现手法。他们那时候都用“某月上旬的前半段”。而这招致了国会的批评,“不知道他们究竟在说什么”;“气象厅在逃避责任”,而现在“某日左右”的表达却是用的理所当然。
 
梅雨入りしたと聞かされると、じとっとした気分になる。梅雨明けと言われるとうきうきする。サクラも、開花を宣言されると花見気分が高まる。誰かにお墨付きをもらい、すっきりしたいのだろうか。考えてみれば、不思議である。
 
一听到入梅的消息,心情就感觉很烦闷。而一听到出梅的消息,就有种豁然开朗的感觉。樱花也是此理,每当听人说樱花开放,人们赏花的心情也会高涨。或许是出于希望有人明确宣布的心理吧。一念及此,就觉得颇为奇特。
 
夜の寝苦しさといい、ビールのうまさといい、当方の頭の中は何日も前から梅雨が明けている。すでに猛暑到来、熱中症の防止には十分に気をつけたい。不安定な気象との付き合いに、もっと慣れねばと思う。
 
夜难成寐也罢,甘甜啤酒也好,在我的心里,很多天前就已经出梅了。酷暑已经来到,希望大家小心防范中暑。与不安定的天气打交道,无论怎么注意都不为过。
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