白天一直关着门。营业时间是夜晚6点至10点。书架上清一色都是人文科学类书籍的书店在今年二月于札幌市东部的北海道江别市开业了。书店名字是“实验书店Book-Bird”。
「どんな街でどんな本を揃(そろ)えたら、いま書店がやっていけるか。それを探る実験です」と店主の荒井宏明さん(53)。とはいえ書店経営のプロではない。書店や新聞社勤務をへて編集デザイン事務所を立ち上げた。
“在哪种街道摆放哪种书,现在的书店该怎么开?此次试验就是为了探索这些”,店主荒井宏明先生(53岁)说,但他并非是专业经营书店的。他在书店和报社上过班,还开设过排版设计事务所。
昼間は「北海道ブックシェアリング」の活動に忙しい。企業や家庭から眠っている本を寄付してもらい、補修する。学校や幼稚園、病院、高齢者施設へ贈る。東北の被災地では図書館の再建を手伝い、その縁で岩手県陸前高田市から譲り受けた移動図書館車を運転し、道内をめぐる。
他白天在为“北海道书本分享”活动而努力。企业和家庭给他寄来闲置的书本,他对此进行修缮,之后捐赠给学校、幼儿园、医院和养老院。他也帮助东北灾区重建图书馆,还开着岩手县陆前高田市赠予的移动图书馆车,奔走在道内地区。
道内では書店ゼロの街が増える一方、大都市では図書館、書店、学校図書室とも充実している。「大都市とそれ以外の地域で、本をめぐる環境の格差が深刻になってきた」。
在道内地区,没有图书馆的街道正在增加,而在大都市,图书馆、书店和学校图书室却在增加。“在大都市以外的地区,图书的环境差距变得越来越大。”
留萌市のように、困った女性らが署名を集めて大手書店を誘致し、店を手伝うところもある。大変な努力をしないと街の読書環境を保てない時代が来てしまった。
而在留萌市,为此感到困扰的女性收集签名,要求大书店前来开店,并表示会前去店里帮忙。不做出足够的努力,就无法保护街道读书环境的时代终于来到了。
「買うのでも借りるのでもよい。とにかく自分の街の中で本を活発に回す拠点が欠かせない。本は街の文化の最後のとりでです」。夕暮れの実験書店の店内を歩きながら、筆者が子供のころ故郷で親しんだ書店を思った。何年ぶりかに訪ね、畳まれた店の跡をみた時の胸の痛みがふいによみがえった。
“无论是购买还是借阅,都可以。总而言之,在自己生活的街区,必须存在书本能自由流通的地方。书是街道文化最后的壁垒。”漫步于黄昏的实验书店内,我想起了孩提时代故乡那座熟悉的书店。多年后,我再度前往那。看到关门的书店痕迹时,我内心的痛惜再度复苏。