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鲶鱼烧烤 替代鳗鱼

时间: 2016-08-02    进入日语论坛
核心提示:お米を節約するための代用食といえば、代表格はすいとんやサツマイモだろうか。戦中戦後の貧しい食卓が思い浮かぶ。しかし代用の
(单词翻译:双击或拖选)
お米を節約するための代用食といえば、代表格はすいとんやサツマイモだろうか。戦中戦後の貧しい食卓が思い浮かぶ。しかし代用の呼びかけが始まった当初は、楽しげなメニューもあったようだ。斎藤美奈子さんの『戦下のレシピ』に教わった。
 
说起为节约大米而出现的代替食品,面团和番薯无疑是其中的佼佼者。我想起了战时、战后那几乎空无一物的餐桌。但是在代称开始流行的那时,也存在着令人感到高兴的菜谱。而这些是我从斋藤美奈子女士的《战后食谱》一书中知道的。
 
ホットケーキやお好み焼き、スパゲティ風うどんなどが当時の婦人雑誌の記事に出てくる。胡桃(くるみ)入り蒸しパンのような手の込んだものもある。ただこうした代用食、最初はあまり普及しなかったという。お米が配給制になって、自由に買えなくなるまでは。
 
薄脆饼、日式煎饼,意大利风味的乌冬面出现在了当时妇女杂志的文章中。还有类似核桃面包一样的手工点心。但是,最初,这种代替食品据说无人问津。这种情况一直持续到大米配给制实行,无法自由买卖为止。
 
さて、こちらの「代用」はどうだろう。とれる量が減って値が張るようになったウナギの代わりに、「そっくりさん」が店頭に並ぶ。養殖のナマズ、魚のすり身、さらには野菜のナスまでかば焼きに変身だそうだ。
 
那么,这次的“代用品”又是何种情况呢?为了代替因捕获量减少而涨价的鳗鱼,店铺门头摆上了“类似的玩意”。据说有养殖的鲇鱼、鱼丸,甚至还有茄子,以此来代替烤鱼串。
 
土用の丑(うし)の日のきのう、養殖ナマズのかば焼きを食べてみようと料理店に並んだ。ウナギそっくりと言いたいところだが、肉厚の食感は本物からはやや遠い。食後に感じたのは「やっぱりウナギが食いたい」だった。
 
昨天是土用丑日,料理店的门口摆满了养殖鲇鱼做的烤鱼串。虽说涨得与鳗鱼差不多,但是其厚实的口感根本比不上鳗鱼。“还是想吃鳗鱼”,这是吃后的感想。
 
ニホンウナギは、いまや絶滅危惧種である。大げさに言えば、パンダやトキを焼いて食べるようなもの。そう心していただくのも悪くはないが、優れた代役が現れるなら、それも面白い。
 
日本鳗鱼,现在是濒危物种。夸张的说,烤鳗鱼就类似吃熊猫和朱鹮。心怀敬畏地品尝其实也并非是坏事,如果出现优秀的代替品种,那也是美事一桩。
 
暑い日にウナギを味わうのは、モノの消費であると同時に、コトの消費でもあろう。盛夏ゆえの特別なことだと思うと、胃袋も心も躍る。それを凌駕(りょうが)するような優れモノが出てくるかどうか、もう少し待ちたいところだ。
 
在炎炎夏日品尝鳗鱼,既是物质享受,又是精神享受。一想到这是盛夏才有的美味,我不禁食指大动。是否会出现超越它的优秀食物呢?我对此拭目以待。
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