哀悼逝去两人的白百何和菊花在秋风中摇曳。我走访了东京都立川市那家发生83岁女性驾车失控事件的医院。医院的职工和病人每每走到此处就会驻足默哀。
運転していた女性は駐車場の精算機前で誤ってアクセルを強く踏んでしまったらしい。危篤の夫に一晩付き添った翌日だったという。
在停车场的收费机前,驾车女性错把油门当刹车,用力地踩了下去。据说前天晚上,她通宵照看了病危的丈夫。
高齢の運転者による深刻な事故がやまない。ハンドルへの愛着を捨てられないお年寄り。運転をやめさせようと説く家族。細る公共交通網。不安を抱えた家々では葛藤が続いていることだろう。
由老龄驾驶员造成的严重事故时有发生。有对方向盘依依不舍的老年人,也有劝说他们不要开车的家人,还有薄弱的公共交通网络。在每个怀揣不安的家庭,这种纠葛都在持续。
「お年寄りから一斉に運転免許証を取りあげろといった議論には賛成できません」と話すのは東京の弁護士、外岡(そとおか)潤さん(36)。ホームヘルパーの資格を持ち、介護や福祉を取りまく法律問題に詳しい。「問題の本質は、高齢になっても安心して運転できる車が一向に開発されないこと。歯がゆくてなりません」。
“我不赞成统一取消老年人驾驶执照的讨论”,东京的一位律师,36岁的外冈润先生说。他持有护工执照,非常了解关于看护和福利的法律问题。“问题的本质是一直没有开发老年人也能安心驾驶的车辆。我对此非常不满。”
産官学の知恵を集め、高齢者を加害者にすることのない車を普及させるべきだと訴える。暗証番号を正しく入力しないと動かないエンジン。柔らかい素材のバンパーやボンネット。急に踏み込むとブレーキがきくアクセルペダルなどが育ちつつある。
他呼吁集合产官学(产业界、政府和大学或研究机关的总称)的智慧,普及让老年人无害驾驶的车辆。比如只有输入正确密码才能启动的引擎;用柔软的材料制作的保险杠和引擎盖。还有急踩后能起动刹车的油门踏板也正在研究之中。
もう一件、横浜市内の現場へ向かった。登校中だった小1の男児が、87歳男性の運転する車にはねられて亡くなった。風船や折り鶴、クレヨンがたくさん供えられている。男の子は来月には7歳の誕生日を迎えるはずだった。失われた笑顔を思い、手を合わせた。
下面还有一件事故,让我们把视线转向位于横滨市的现场。正在上学路上的小学一年级学生遭到87岁男性驾驶的车辆碾压身亡。那里摆放着大量气球、千纸鹤和蜡笔。这位男孩本该在下个月迎来他7岁的生日。一想到逝去的笑颜,我不禁双手合十。