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文豪漱石 爱泡温泉

时间: 2016-12-11    进入日语论坛
核心提示:きょうで没後100年となる夏目漱石は、相当な温泉好きだったとお見受けする。『草枕』にある「ふわり、ふわりと魂がくらげの様
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きょうで没後100年となる夏目漱石は、相当な温泉好きだったとお見受けする。『草枕』にある「ふわり、ふわりと魂がくらげの様に浮いて居る。世の中もこんな気になれば楽なものだ」とは湯の中の描写である。読むだけで気持ちがほぐれる。
 
今年是夏目漱石逝世100周年纪念日,据说这位大文豪非常喜欢泡温泉。在《草枕》中有这样一段描写泡温泉的文字,“轻飘飘地,轻飘飘地,灵魂仿佛如水母一般飘荡着。如果世上亦是如此,那该有多么的开心啊”。那种舒适的感觉跃然于纸上。
 
「とかくに人の世は住みにくい」と独白した主人公は、たどりついた温泉宿で湯に身をゆだねた。分別の錠前を開け、魂まで流す。欧化が進み変化の激しい明治の世で文豪は温泉に癒やされたのか。
 
曾独白“人存世间是何等艰难”的主角,在好容易找到的温泉旅馆内泡着温泉。抛开不同的看法,连灵魂都在温泉中漂荡。在欧洲风云突变的明治时代,文豪疲惫的身心是否因温泉而得愈?
 
温泉が出てくる作品は他にもあり『二百十日(にひゃくとおか)』では阿蘇の湯で男が二人、とりとめのない話をして楽しそうだ。華族や金持ちに悪態をついたかと思うと、翌日の昼にうどんを食べるかどうか議論が始まる。
 
在他其他的作品中也有温泉出场,如《二百十日》中有两位男子一边泡着阿苏的温泉,一边谈天说地,样子十分的开心。刚刚还在抱怨贵族和有钱人,一会又开始讨论第二天是否去吃乌冬面。
 
漱石は目にしただろうか。一説には江戸時代までさかのぼるという「●(温泉マーク)」の温泉マークである。「外国人に温かい食べ物を連想させる」との心配から、入浴する人の姿を加えた国際基準に統一する案が経済産業省から出された。
 
漱石是否注意到了这点呢?有一种说法认为“●”这一温泉标志能追溯到江户时代。但经济产业省出于“会让外国人联想起温热的食物”而提出与国际接轨改为人入浴状的标志。
 
東京五輪に向けた提案だったが、「●(温泉マーク)」の発祥の地をうたう群馬県の磯部温泉などから反発され、二つとも使える方向になった。温泉の風情は各地で異なる。マークもあえて統一しなくてよかろう。
 
虽只是针对东京奥运会的提案,但由于号称“●”发祥地的群马县矶部温泉等地的反对,最终决定两种标志一起使用。温泉的风情在各地都不尽相同,标志各异也是好事。
 
漱石は『二百十日』で湯上がりをこう描く。「ひやりと吹く秋風が、袖口からすうと這入(はい)って、素肌を臍(へそ)のあたりまで吹き抜けた」。浴衣を羽織り、そんな気分を楽しむ外国人がいまは日本各地にいるだろう。カジノよりも健康的な観光資源であるのは間違いない。
 
漱石在《二百十日》中是这样描述起浴的,“寒冷的秋风钻进袖子,沿着裸露的肌肤一直吹到了肚脐眼。”披着日式的浴衣,享受这种感觉的外国人遍布全国。相比赌场,这绝对是健康的观光资源。
 
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