白、蓝、红三色的俄罗斯国旗在街上迎风招展。市政府的正面,“欢迎日俄首脑会谈”的横幅随风起舞。本周,我抢先一步走访了即将迎来普京总统的山口县长门市。
安倍晋三首相の地元である。9月に長門開催が決まった直後は相当な盛り上がりだったという。「北方領土交渉で進展がある」との観測がしきりに報じられた。山口県では121年前、下関で日清戦争の講和条約が結ばれている。今回の会談が「領土返還を決めた長門条約」として実を結べば、きっと教科書に載る――。そんな先走った話もいっとき飛び交ったという。
这是安倍晋三首相的老家。据说9月份决定举行长门会议后,当地一片盛况。“北方领土交涉有所进展”的观察报道频频传来。121年前,日清战争的“媾和条约”就是在山口县下关缔结的。如果这次的会谈能够缔结“决定归还领土的长门条约”,那么其一定会名垂青史……。前一阵子,此类的空想随处可见。
長門市は、急いでロシア語通訳を探し、市の名所や特産品を紹介するロシア語パンフレットを作った。ロシアの絵本の読み聞かせのほか、ピロシキなど伝統料理の試食会も開かれた。
长门市急切寻找俄语翻译,并制作了介绍市内景点和特产品的俄语小册子。除了讲述俄语漫画之外,他们还举办了品尝炸包子(俄式菜肴)的试吃会。
市北部の日本海に面した浜には、100年余り前の日露戦争で戦死した両国の人々を悼む二つの墓碑が並ぶ。住民らは今回、あらたに階段と説明板を設けた。市内で進む取り組みからは2国の距離を縮めようという誠意を感じる。
市北面的日本海海滩上,竖着两块墓碑,纪念100多年前在日俄战争中遇难的两国民众。这次,当地居民们又重新设立了阶梯和告示牌。从市内一系列的准备中,我感受到了缩短两国距离的诚意。
長門が生んだ童謡詩人、金子みすゞにこんな一編がある。〈夢がほんとでほんとが夢なら、よからうな。夢ぢやなんにも決まつてないから、よからうな〉。題を「夢と現(うつつ)」という。
出生于长门的童谣诗人金子写过这样一首歌,“如果梦想是真的,那就太好了;如果梦想还没决定,那也太好了”。其题目是《梦想与现实》。
シベリア鉄道の延伸など壮大な構想があれこれ取りざたされるが、期待のトーンは下降気味である。両首脳が実際にいま何を考えているのかとんとわからない。長門の地でどんな夢を語り、どんな現を語るか。
虽然人们对诸如西伯利亚铁路延伸的伟大构想议论纷纷,但期待却在不断降温。两国首相实际上在想写什么?我们无从得知。在长门地区,又将讲述何种梦想?谈论何种现实?