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英国走向 彻底脱欧

时间: 2017-01-24    进入日语论坛
核心提示:米欧を学ぶために明治政府が派遣した岩倉使節団は、1872年にロンドンに着いた。人びとが忙しそうに歩くことに驚いたようで、
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米欧を学ぶために明治政府が派遣した岩倉使節団は、1872年にロンドンに着いた。人びとが忙しそうに歩くことに驚いたようで、「足の裏が地面についていないような歩調である」との記録が『米欧回覧実記』にある(水澤周〈しゅう〉・現代語訳)。
 
为学习欧美,明治政府派遣的岩仓使节团于1872年来到伦敦。他们对当地人的步履匆匆感到非常惊讶,在《美欧游览实记》(水泽周•现代语译)中记录了这样一段文字,“他们走路非常快,脚底板几乎要飞离地面。” 
 
彼らはこの国の発展の理由を貿易に見た。「英国は商業国である。国民の精神は一様に世界貿易に集中している」。船を五大洋に派遣し、世界各地から天然産物を買い、工業製品にして輸出していると記した。同じ島国ながら貿易で栄える国への羨望(せんぼう)がうかがえる。
 
他们把这个国家的发展归结于贸易。“英国是商业国度。国民的精力全部集中在世界贸易商。”书上写到,英国向五大洋派出船队,从世界各地采购天然自然,然后做成工业品销往全世界。字里行间透露出同样是岛国的日本对其贸易立国的艳羡之情。
 
世界市場とともに歩んできた英国の雲行きが、怪しくなってきた。欧州連合(EU)から完全に離脱し、域内の貿易に関税がかからない特権も捨てるとメイ首相が表明した。
 
与世界市场共进退的英国的未来,逐渐变得诡异了。首相梅声明英国将完全脱离欧盟,并放弃域内贸易零关税待遇。
 
離脱の基本方針は国民の投票で決まっていた。EUのくびきから離れ、昔のように世界で活躍できるという思いがあるのかもしれない。しかし積み上げてきた欧州との関係をご破算にして、うまくいくのだろうか。
 
脱欧的基本政策市公投决定的。脱离欧盟的控制,或许是为了能像以前那样在世界有更大的舞台。但是,斩断与欧盟积累的关系,这真的好吗?
 
カズオ・イシグロの小説『日の名残(なご)り』で、主人公の執事がグレートブリテンと名乗る英国の品格についてこう述べている。「自分の美しさと偉大さをよく知っていて、大声で叫ぶ必要を認めません」(土屋政雄訳)。いまはそんな余裕や落ち着きを失っているようにも見える。
 
在卡兹奥的小说《太阳的落下》中,身为管家的主人公如何描述冠以“大不列颠”名号的英国国格,“她非常清楚自己的美丽和伟大,不认为有大呼小叫的必要。”(土屋政雄译)而今,其或许失去了这份从容与镇定。
 
ナショナリズムの高まりを感じる昨今である。国際協調よりも、自国の偉大さや純粋さを声高に訴える。そんなことが国際標準になりそうな、いやな雲行きである。
 
最近日益感到抬头的民族主义。相比国际合作,各国不断在强调本国的伟大和纯粹。此类东西似乎正在成为国际标准,未来真是不太妙了。
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