在东京都中心明治神宫边孤零零地立了座白色五层建筑。为了让刑满出狱后的女性们能回归社会而把她们送至此处以便学会共同生活。这就是重生保护场所“两全会”。
先月訪ねたときの入寮者は20代から80代までの16人。入寮すると、まず携帯電話を契約する。仕事を探し、家を借りるのに必要な30万円の貯金に励む。清掃や介護、飲食店のパートの職に就く人が多い。
在我上个月访问的时候,入住者有16人,从20岁到80岁都有。一旦入住,那么首先就要签约开通手的机。然后要寻找工作,鼓励要有生活必须的三十万日元储蓄,哪怕是向家里人借。有很多人从事清洁、饮食店服务生。
施設は今年、100周年を迎えた。1917(大正6)年、出所した女性たちの窮状を見かねた教誨師(きょうかいし)が自宅の一角に寮をつくった。生活費を貸したり、縁談をまとめたりする活動が主だった。戦後は薬物使用や盗みを繰り返す人が増えたという。
该设施在今年将迎来成立100周年。1917年(大正6年),屡屡见到出狱女性的惨状的监狱教导员把私宅腾出一部分设为宿舍。借给她们生活费,并以和她们谈心为主。战后,反复使用毒品和惯偷的女性多了起来。
入寮当初は電車に乗ることもむずかしく、人混みにめまいを覚える人もいる。退寮しても、数年後に戻ってきてしまう例も少なくない。「親から無視され、暴力をふるわれ、家族の情を知らない人が多い。その分、甘言にだまされやすく、犯罪に引きこまれてしまう」と理事長の小畑輝海(てるみ)さん(75)。
她们入住宿舍时对乘坐地铁存在困难,有人对人多感到眩晕。还有不少退出几年后又回来的例子。“很多人被亲人无视,被暴力殴打,不知家庭温暖为何物。在这种情况下,她们容易被甜言蜜语所骗,然后走上犯罪的道路”,理事长小田辉海先生(75岁)说道。
しかし就職や結婚をして人生を切りひらく人も確実にいる。施設は依存症を克服する離脱プログラムに力を入れる。将来に向け、自力では就労できない女性のための農場経営の道を探る。
但是也确实存在着成功就业和结婚的人,走出了一片人生新天地。设施将努力制定出女性们克服依赖症脱离计划。未来将探索农场经营的道路,以此救助那些无法依靠自身能力就业的女性。
筆者はかつて刑事裁判の取材を担当したが、出所後の人々がどう暮らすのか突き詰めて考えたことがなかった。不幸にして道を踏み外してしまった人々に対する社会の無関心は、この100年間にはたして変わったのだろうか。
笔者负责过刑事判决的报道,但没有深思过出狱后的人如何生活。社会对于那些踏上歧途的人们的漠视,在100年后的今天有所改变了吗?