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钞票魔芋 难辨真假

时间: 2017-03-09    进入日语论坛
核心提示:賄賂(わいろ)の隠語である袖の下は、江戸川柳のからかいの対象である。〈袖の下たびかさなりてほころびる〉。賄賂が常習になっ
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賄賂(わいろ)の隠語である袖の下は、江戸川柳のからかいの対象である。〈袖の下たびかさなりてほころびる〉。賄賂が常習になって、ぼろが出たようすだろう。〈袖の上から出したので取りにくい〉。あまりの露骨さに拒むしかなかったか。
 
作为“贿赂”黑话——“袖の下”(袖子之下),常常是江户川柳诗歌嘲弄的对象。“袖の下たびかさなりてほころびる”,其意思是如果贿赂成为常态,总会暴露蛛丝马迹。“袖の上から出したので取りにくい”的意思或许就是因为太过露骨,所以只能拒绝吗?
 
この手の話には食べ物もよく登場する。賄賂を「毒まんじゅう」と呼ぶのは、見返りを求められるのを毒に例えるからだ。英語にはスイートナー(甘味料)との隠語がある。そう言えば、ようかんと一緒の箱に入った現金を受け取った政治家もいた。
 
此类的话语也常出现在食物中。之所以把贿赂称为“毒馒头”,是因为把(行贿方)所要求的东西比作毒药。在英语中也有类似的黑话,“Sweet toner”(甜味剂)。说起这个,我记得有政治家收下与红豆糕放在一个箱子里的现金。
 
「金なのかコンニャクなのかは知らん」という鴻池祥肇(こうのいけよしただ)参院議員の発言は、しばらく耳に残りそうだ。国有地の売却問題で揺れる森友学園の籠池泰典(かごいけやすのり)理事長夫妻から「紙に入った物」を渡されて、すぐに返したという。果たして「毒コンニャク」だったのだろうか。
 
“我不知道是钱还是魔芋?”,我依然清晰记得参议员鸿池祥肇的发言。据说因为买卖国有土地问题而陷入窘境的森友学院理事长笼池泰典夫妇曾给他“一纸袋东西”,但被马上退回了。这果然就是“毒魔芋”吗?
 
明るみに出た記録によると、関係する役所に働きかけてほしいとの依頼が籠池氏から何度も寄せられていた。鴻池氏は働きかけはしていないと語ったが、秘書は仲介したことを認めたという。分からない点が多すぎる。
 
根据公开的记录显示,笼池氏曾多次提出希望他能推动有关政府的工作。虽然鸿池氏说他无能为力,但秘书似乎已经承认他斡旋过该事。不明白的地方实在太多了。
 
国会では土地の売却を担った財務省がまともな説明をしようとせず、「記録は残っていない」と幹部が繰り返している。それならば担当した人たちに記憶を語ってもらわねばなるまい。
 
在国会上,有干部不顾负责土地买卖的财务省要求其做过总结性说明事实,不断宣称“没有留下任何记录。”如果这样的话,只能让负责的人按照各自的记忆讲述该事的来龙去脉了。
 
思い出すのは落語の「蒟蒻(こんにゃく)問答」である。コンニャク屋が僧になりすまし、身ぶり手ぶりで禅問答のふりをする。ぐにゃぐにゃして要領を得ない説明がこのまま続くのは、願い下げである。
 
我想起了一则名为“魔芋问答”的落语。有位卖魔芋的老板假装成僧人,用手势、动作装成禅语问答的样子。之所以不断说些不得要领的东西糊弄人,就是希望对方能打消原本的念头。
 
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