女儿出生,年轻的父亲为哺育婴儿忙得不亦乐乎。当感到自己的胸膛将有乳汁溢出时,便开始给孩子喂奶。并感受着哺乳婴儿带来的无比喜悦,甚至为此还辞去了工作。这就是刊登在文艺杂志“星宿”第3期山崎直子的小说《父乳之梦》讲述的故事。
男女の役割とされてきたことを逆にした育児の風景を淡々と描き、子育ての「常識」を次から次へと揺さぶる。読み進むにつれ、子育てには男女の分担が当然あるものだと考えてきた自分に気づかされた
她一反男女分工不同的传统,以淡淡的笔触描写了哺育婴儿的过程,一个接一个地推翻了传统育儿“常识”。随着阅读的深入,我发现了自己原来是如此根深蒂固地认为在哺育子女方面男女有所分工是天经地义的事。
男の子は泣くな。ランドセルの色は黒か青。ままごとは女の遊び――。筆者も子どものころからそんな常識を全身に浴びてきた。「男たるものかくあるべし」という固定観念に縛られて生きてきた気がする
男孩子不能哭。书包颜色只能是黑的或藏蓝色。过家家是女孩子的游戏。从孩提时代开始,笔者全身都沐浴着诸如此类的常识。甚至觉得我的前半生一直承受着一个顽固观念的束缚,“男子汉理当如此”
「女房役」「内助の功」「男らしく堂々と」。十数年前の紙面を開くとそんな言葉が各面に躍っている。減りはしたものの、いまも時々顔をのぞかせる。筆者の書いた記事にも、男女の「らしさ」を強調した記述はいくつも見つかる
“老婆的本分”“贤内助的本事”“大大方方像个男子汉”,翻开十几年前的报纸,此类词语频繁出现在各个版面。如今虽然有所减少,但时不时地仍然冒头。即便是笔者撰写的报道文章里,也能发现有一些强调男女“特质”的叙述。
「平日昼間問題」という言葉を最近知った。男性学を研究している武蔵大学助教の田中俊之さんの著書にある。平日の昼間、男性が住宅街をひとりで歩いていると好奇の目で見られる。働き方が多様化したとはいえ、男は毎日、仕事に出るものだという常識は根を張ったままだ
“平素午间问题”一词我是最近才知道的。它来自于研究男性学的武藏大学助教田中俊之先生的著作。平日里的中午时分,一个男人要是独自走在住宅小区的街道上,就会被人以好奇的目光注视。虽说如今工作方式呈多样化趋势,可是男人每天都要出去工作的常识仍然根深蒂固。
これはつまり「平日家にいるのは女性である」との思い込みの裏返しだろう。この社会には「らしさ」という名の思い込みがいまなお満ち満ちている。国際女性デーは男性の生き方をも問う日である。
这恐怕就是“平时在家的是妇女”这一习惯思维的另一侧面吧。目前,这个社会仍然充斥着“男女不同特质”的传统观念。看来国际妇女节同时又是一个对男人生活方式也需质疑的日子。