大象独自一人无法渡过池塘。后来承蒙河马好意,骑在了它的背上。随着水越来越深,鳄鱼和乌龟也来帮忙,最后还是因为太重,它们4个全沉了下去。
絵本『ぞうくんのあめふりさんぽ』(なかのひろたか作)である。慌てたぞうくんが実は泳げたという結末なのだが、この人の場合は自ら沈む結果を招いた。内閣府政務官兼復興政務官を辞任する務台(むたい)俊介氏である。昨秋、高齢者9人が亡くなった岩手県の台風被災地に長靴を持たずに行き、政府職員に背負われて水たまりを渡った。
这是连环画《大象在雨中漫步》(中野广高著)中的一则故事。手足无措的大象最后还是自己游了过去,但下面这个人却招来了自我毁灭。务台俊介氏辞去了内阁府政务官兼复兴政务官.去年秋天,他没穿长筒雨靴就去了造成9位老人死亡的岩手县台风灾区,还让政府工作人员背着他过河。
その務台氏は今週、自らのパーティーで驚きの発言をしていた。「その後、政府が持つ長靴がえらい整備されたと聞いている。長靴業界はだいぶもうかったんじゃないか」。猛省したものと思っていたが、見当違いだったらしい。
本周,这位务台氏又在私人聚会上信口雌黄,“自那以后,我听说政府非常重视配备长筒雨靴。相关制造者是不是也意识到了这点呢?”或许他为雨靴事件做了深刻的反省,但似乎搞错了方向。
被災地の人々の感情を逆なでする失態からわずか半年で、あまりにお粗末な失言である。官邸もかばいきれないと判断したのか。そもそも革靴姿で水害の地へ向かった時点で、自覚が乏しかったと言わざるをえない。
距他伤害灾区人们感情的失态行为才过去半年,这次又说了些不知所谓的话。或许首相官邸也认为无法彻底包庇他了吧。原本穿着皮鞋去水灾地就是一种缺乏自觉的行为。
消防庁防災課長という経歴を持つ方である。数々の災害現場で、消防や警察、自衛隊など一線をになう人々が長靴姿で奮闘する姿を見なかったのだろうか。
他曾任职过消防厅防灾课长。难道他就没见过在无数救灾现场,消防员、警察、自卫队员这些一线工作人员穿着长筒靴奋战的样子吗?
東日本大震災から間もなく6年。地震や津波、台風や豪雪など災害はやまず、それぞれの地で日々復興への取り組みが続く。政府の復興策を束ねる立場でありながら、務台氏には、日常を取り戻そうとする人々の思いをくみとる謙虚さが欠けていた。
距东日本大地震已经过去了六年。现在,地震、海啸、台风、大雪等灾害依旧不断,全国各地每天都在为复兴出谋划策。务台氏身为负责政府复兴政策的官员,无视那些想回归正常生活的人们的心意,缺少必要的谦虚精神。