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证言离奇 远胜小说

时间: 2017-03-31    进入日语论坛
核心提示:国会の証人喚問というと思い出す場面がある。1979年、戦闘機売り込みをめぐる政界工作の疑惑の渦中にあった大手商社の副社長
(单词翻译:双击或拖选)
国会の証人喚問というと思い出す場面がある。1979年、戦闘機売り込みをめぐる政界工作の疑惑の渦中にあった大手商社の副社長が、緊張のあまり署名に手間取る。「書けない」との呻(うめ)きをテレビが拾った。
 
一说起国会传讯证人,我就想起这样一副场景。1979年,卷入政府涉嫌干涉战斗机推销漩涡的某大型公司副社长由于太过紧张,签名耗了很多时间。当时的电视画面拍下了他呻吟
“写不了字”的一幕。
 
きのうの国会で籠池泰典・森友学園理事長はさらさらと署名した。質問する議員をにらみ「的外れと思います」。自信ありげに眉を上下させて「事実は小説よりも奇なり」と言い放つ。堂に入ったものである。
 
在昨天的国会上,森友学园董事长笼池泰典非常流利地写下了自己的名字。他盯着问询的议员说:“我认为你的问题脱离了正题。”他似乎成竹在胸,眉飞色舞地说:“事实比小说更加离奇。”他真是精于此道啊。
 
証言で驚いたのは、やはり100万円の場面だった。安倍昭恵首相夫人と一対一の場でもらったと籠池氏は述べた。付き添い職員を外させることを「お人払い」、封筒の中の現金を「金子(きんす)」と呼ぶ。まるで時代劇である。
 
在证词中最令人感到惊讶的,莫过于关于100万元时的问答。笼池氏说,他是在与安倍夫人一对一相处的时候得到这100万的。他们把遣走随行人员称为“お人払い”,将信封中的现金称为“金子”。宛如就是一出历史剧。
 
籠池氏は敬愛する幕末の思想家吉田松陰にも言及。設立予定だった小学校の名に首相の名を付そうとした理由を語った。「松下村塾が念頭にありました。同じ長州出身で以前から教育理念に共感していただいている首相に敬意を表したいと思った」。
 
笼池氏谈到了其敬爱的幕末思想家吉田松阴,还讲述了以首相名字命名预设立小学的理由。“我曾想报考松下私塾。我和安倍首相一样,都是长州出身(日本古地名),且和他有着相同的教育理念,所以想以此表达敬意。”
 
〈至誠(しせい)にして動かざる者は未(いま)だ之(こ)れ有らざるなり〉。誠の心で強く訴えかければ、相手は必ず動く。松陰が信奉していた孟子の言葉だ。経営する幼稚園のサイトで籠池氏も引用する。証言で実名を挙げられた政治家や役人たちは、籠池氏流の強い訴えを受けてどう動いたのか。
 
“精诚所至,金石为开”。如果以毫不动摇地以诚恳的心态表述自己的想法,那么对方肯定会被感动。这是孟子的话,松阴先生一直奉为圭臬。笼池氏也在其经营的幼儿园里竖起了这句话。在证词中提及的政治家和官员被笼池等人深深打动后又是如何行动的呢?
 
国有地購入など小学校開設の準備は不自然なほど順調に進んでいた。「神風が吹いた」という籠池氏の表現は正しくない。権力と思惑にまみれた暴風と呼ぶべきではないか。
 
购买国有土地开设小学的准备工作开展地异常顺利。“神风也来帮忙”,笼池氏的这句话说的不对。这难道不是一阵沾满权力和私欲的暴风吗?
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