返回首页
当前位置: 首页 »日语阅读 » 天声人语 » 正文

冲绳战役 九十昼夜

时间: 2017-03-31    进入日语论坛
核心提示:ちょうどいまごろから咲く沖縄の県花デイゴは炎のような色をしている。《でいごの花が咲き、風を呼び、嵐が来た》。90年代のヒ
(单词翻译:双击或拖选)
ちょうどいまごろから咲く沖縄の県花デイゴは炎のような色をしている。《でいごの花が咲き、風を呼び、嵐が来た》。90年代のヒット曲「島唄」は、沖縄のひめゆり学徒隊の話を聞いた衝撃からつくられた。「自分の無知に怒りがこみ上げた」とボーカルの宮沢和史さんは振り返っている。
 
时下正值花期的冲绳县县花刺桐如同烈火一般艳丽。歌词:刺桐花开,风来,雨至……这首90年代流行的经典歌曲《島唄》(《岛歌》),是作者为冲绳百合花学生队的故事刺激后所创作的。“我对自己的无知感到愤怒”,乐队主唱宫泽和史先生回顾道。
 
72年前のきょう、沖縄戦は始まった。慶良間諸島に米軍が上陸し、水面を埋める艦艇で海は黒く染まった。ありったけの地獄を集めたと形容された地上戦は90日間続く。
 
72年前的今天,冲绳战役爆发。美军从庆良间群岛登陆,密密麻麻的舰船覆盖住了整个海面。地面战斗持续了90天,现场的惨状只能用人间地狱来形容。
 
沖縄戦は、運命の分かれ道が延々と続く。始まりや終わりだけを知っても、体験者の本当の苦しさは理解できない。そんな思いから、日米の記録や住民の証言などをもとに、一日ごとに何が起きたのかをたどったことがある。
 
冲绳之战,是命运岔路的延续。那些只知道开始和结束的人们,是无法理解经历者真正的痛苦的。有人出于这样的想法,以日美两国的记录和当地居民的证词为基础,追寻那90天里每天究竟发生了什么。
 
3月28日の集団自決に居あわせた女性は証言する。「私の頭部に一撃、クワのような大きな刃物を打ち込み、続けざまに、顔といわず頭といわず……目を開いて、私は私を殺す人を見ていたのです」(『沖縄県史』)。
 
正好撞见3月28日集体自杀的一位女性说:“有人举行锄头一样的刀具不断地砍向我的头,不是是脸部还是头部……我睁开眼,看见了正在杀害我的人。”(《冲绳县史》)
 
叫ぶ。泣く。燃やす。ためらう。命ずる。死ぬ。記録をめくるたびに「これが戦争だ」と違う側面を突きつけられる。沖縄戦で亡くなった日米の軍人や地元の住民は、約20万人。それぞれの形の「戦争」があった。
 
呼号、痛苦、燃烧、命令、死掉。每次翻开这本记录,我都能从不同的侧面认识到“这就是战争。”在冲绳战役中死亡的日美军人和原住民大约有20万。这都是形式各异的“战役”。
 
沖縄は、本土を守る「捨て石」として戦場となった。その体験を共有することは簡単ではない。それでも想像力を働かせることはできる。6月23日の「慰霊の日」までの90日間。心のタイマーを72年前に合わせてみたい。
 
冲绳作为守护本土的“弃子”而成为了战争的炼狱。一起了解过去这段历史远非一件易事。即便如此,我们还是要发挥自己的想象力(尽可能地去了解)。至6月23日的90天间是“慰灵之日”。希望我们能设身处地地想想72年前的一切。
轻松学日语,快乐背单词(免费在线日语单词学习)---点击进入
顶一下
(0)
0%
踩一下
(0)
0%