现在是鲇鱼的季节。从上月开始到下月,九州的球磨河、纪州的日置河、关东的那珂河等各地有名的捕鱼地陆陆续续开放钓鲇鱼。
主流は、おとりにアユを使う友釣りと聞く。川に泳ぎ着いたアユはそれぞれに半畳か1畳ほどの瀬を占有する。侵入したアユを撃退する縄張り行動に着目し、おとりに針をつるして近くを泳がせ、アユを仕留める。
听说最普遍的钓法是把香鱼做诱饵的“友釣り”。游动在河里的鲇鱼各自占据着半坪或一坪的河面(1坪约等于3.3平方米)。它们专注于击退入侵其地盘的其他鲇鱼,基于此,人们把钓钩别在香鱼上并让它游到鲇鱼地盘里,然后就能钓到它了。
友釣りの起源には諸説ある。「江戸時代、伊豆の狩野(かの)川である僧が編み出したという説が有力。伊豆から長良(ながら)川など他の土地へ伝わったようです」と大阪市東成区の村田満(みつる)さん(78)。銭湯経営のかたわら、釣り具大手などの主催する大会で名をはせ、独自の技法も編み出した名人だ。
“友釣り”的起源各说纷纭。“其中最有力的一种说法是它是由江户时代一位居住于伊豆狩野河的和尚发明的,然后传到长良川等其他地方”,大阪市东成区的村田满先生(78岁)如是说道。虽然他是个澡堂老板,但在钓具大企业主办的钓鱼大赛上一战成名,并发明了独特的钓鱼技法。
北海道から台湾まで各地の川でアユと対峙(たいじ)すること五十余年。友釣りは1980年ごろにブームが起きてファンも増えたが、「肝心の河川環境は良くならなかった」と嘆く。ダムや人工の堰(せき)が回遊の道をふさぐ。農薬や公共工事が川を汚し、アユのえさであるコケや藻の生育を妨げてしまう。
从北海道到台湾,他花了50多年时间钓鲇鱼。“友釣り”从1980年代开始受到人们追捧,爱好者也多了起来,但是“最重要的河道环境却没有改善”,他叹息说。水库和人工堤坝阻碍了鱼类的回游之路。农业和市政工程污染了河水,妨碍了鲇鱼的食物——青苔和水藻的生长。
〈竿(さお)を伝う動き頼もしおとりあゆ〉。アユ研究で知られる故宮地伝三郎・京都大教授の句である。〈友釣りの足場もとめて合歓(ねむ)の花〉。俳号は非泥(ひでい)。アユのみならず釣る側の生態も好んで詠んだ。
“鱼竿剧烈颤动,鲇鱼上钩”,这是以研究鲇鱼而闻名的,已故京都大学教授宫地传三郎先生的诗句。“钓鱼之地,合欢盛开”,这也是他的诗。他自号“非泥”,他不仅喜欢钓鲇鱼,还喜欢作诗吟诵钓鱼环境。
アユと人の知恵比べなら圧倒的に人が優位かと思いきや、そうでもないらしい。おとりか否かアユは見抜いてしまう。釣り客の多い瀬にすむアユは目が肥え、よほど細い針でないと近づかない。調べるほどに賢い魚である。
我本以为鲇鱼的智慧根本比不上人,但事实并非如此。鲇鱼能分辨香鱼的真伪。栖息在钓客颇多的河面的鲇鱼眼光非常毒辣,非极细的鱼钩绝不吃饵。越是深入了解,越发现它们是非常聪明的鱼。