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第14章 パーシーとパッドフット(6)

时间: 2023-05-31    进入日语论坛
核心提示:「こっちにはこっちの伝つ手てがあるんだ」フィルチは得意げに凄すごんだ。「さあ、なんでもいいから送るものをこっちへよこせ」
(单词翻译:双击或拖选)

「こっちにはこっちの伝つ手てがあるんだ」フィルチは得意げに凄すごんだ。「さあ、なんでもいいから送るものをこっちへよこせ」

「できないよ。もう出してしまったもの」手紙を送るのにぐずぐずしなくてよかったと、ハリーは何かに感謝かんしゃしたい気持だった。

「出してしまった」フィルチの顔が怒りで歪ゆがんだ。

「出してしまったよ」ハリーは落ち着いて言った。

フィルチは怒って口を開け、二、三秒パクパクやっていたが、それからハリーのローブを舐なめるようにジローッと見た。

「ポケットに入ってないとどうして言える」

「どうしてって――」

「ハリーが出すところを、私が見たわ」チョウが怒ったように言った。

フィルチがさっとチョウを見た。

「おまえが見た――」

「そうよ。見たわ」チョウが激はげしい口調で言った。

一いっ瞬しゅん、フィルチはチョウを睨にらみつけ、チョウは睨み返した。それから背を向け、ぎごちない歩き方でドアに向かったが、ドアの取っ手に手を掛かけて立ち止まり、ハリーを振り返った。

「クソ爆弾ばくだんがプンとでも臭ったら……」

フィルチが階段をコツンコツンと下りて行き、ミセス・ノリスは、ふくろうたちをもう一度無念むねんそうに目で舐なめてからあとについて行った。

ハリーとチョウが目を見合わせた。

「ありがとう」ハリーが言った。

「どういたしまして」メンフクロウが上げっぱなしにしていた脚あしにやっと小包を括くくりつけながら、チョウが微かすかに頬ほおを染めた。「クソ爆弾を注文してはいないでしょう」

「してない」ハリーが答えた。

「だったら、フィルチはどうしてそうだと思ったのかしら」

チョウはふくろうを窓際まどぎわに運びながら言った。

ハリーは肩をすくめた。チョウばかりでなくハリーにとっても、それはまったく謎なぞだった。しかし、不ふ思し議ぎなことに、いまはそんなことはどうでもよい気分だった。

二人は一いっ緒しょにふくろう小屋を出た。城の西塔にしとうに続く廊下ろうかの入口で、チョウが言った。

「私はこっちなの。じゃ、あの……またね、ハリー」

「うん……また」


  “我有我的情报来源。”费尔奇洋洋自得地咬着牙说,“现在把你要送的东西交出来。”
  哈利暗自庆幸自己没有拖延就把信寄走了,他说:“交不出来,已经走了。”
  “走了?”费尔奇说,气得五官都变了形。
  “走了。”哈利平静地说。
  费尔奇恼怒地张开嘴,嘴唇无声地开合了几秒钟,然后用眼睛扫视着哈利的长袍。
  “我怎么知道你没有装在口袋里呢?”
  “因为——”
  “我看见他寄出去的。”秋气愤地说。
  费尔奇立刻把矛头对准了秋·张。
  “你看见他——?”
  “不错,我看见的。”她激动地说。
  片刻的静默,费尔奇瞪着秋,秋也瞪着费尔奇。然后管理员一转身,拖着脚朝门口走去。他的手停在门把手上,扭头望着哈利。
  “如果我闻到有大粪蛋的味儿——”
  他嗵嗵嗵地下楼去了。洛丽丝夫人恋恋不舍地看了那些猫头鹰最后一眼,跟着他下去了。
  哈利和秋互相对望着。
  “谢谢。”哈利说。
  “没什么,”秋说,这才终于把包裹系在谷仓猫头鹰的另一条腿上,脸上微微泛着红晕,“你没有订购大粪蛋吧?”
  “没有。”哈利说。
  “真奇怪,那他怎么以为你订了?”她一边说一边抱着猫头鹰走向窗口。
  哈利耸了耸肩膀。他和她一样,也觉得这件事蹊跷得很,然而奇怪的是,他此刻并没有怎么把它放在心上。
  他们一起离开了猫头鹰棚屋。等他们走到一条通往城堡西区的走廊口时,秋说:“我要从这边走了。嗯,我——我们再见吧,哈利。”
  “好的——再见。”
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