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ワクチン定期接種“すべて公費を”
7月5日 17時47分
3種類のワクチン、子供がかかる細菌性髄膜炎や若い女性に増えている子宮けいガンを予防するものです。多くの自治体では、無料で接種が受けられますが、一部の自治体では、費用を一部自分で負担する必要があります。こうした不公平をなくし、全額工費で受けられるよう求めて、患者団体などがきょうデモ行進をしました。
「すべての希望をする子供たちにワクチンを」
きょう、都内をねり歩いたデモ行進の列、参加したのは患者の団体やワクチンの普及を求める市民団体の関係者たちです。ワクチンの接種を全額工費で受けられるよう訴えました。
幼い子供がかかる細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチンと肺炎球菌ワクチン、それに子宮けいガンを予防するワクチンなどです。
「お母さんがたが希望されていても、子供たちに無料で接種できない環境があります。国の政策で統一して、接種できるような環境を整えていただきたい。」
3種類のワクチンは、現在、国が費用の一部を助成しています。多くの自治体では、残りの費用を負担し、無料で接収を受けることができます。その一方で、東京23区の一部など保護者が費用を負担しなければならないところもあります。