“盗んだ品残し別人の犯行に”
7月11日 17時46分
千葉県浦安市のマンションの部屋で、看護士の女性が殺害された事件で、現場から別の部屋に住む住民の持ち物が見つかり、逮捕された同じマンションに住む会社員の男が「マンションの別の住民の犯行に見せかけるため、以前盗んだものを現場に残した」と供述していることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。警察は、男が捜査をかく乱しようとしたと見て、調べを進めることにしています。
この事件で、ことし4月、浦安市のマンションの部屋で、仙台市の看護士長谷川かなえさんを殺害したとして逮捕された同じマンションに住む会社員西岡 大志(たいし)容疑者は、警察のこれまでの調べに対し、「盗み目的で部屋に忍び込み、女性が目を覚ましたので、部屋の包丁で刺した」と供述しているということです。
警察のその後の調べで、現場からマンションの別の部屋に住む住民のUSBメモリーが見つかったことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。これについて、西岡容疑者は、「マンションの別の住民の犯行に見せかけるため、以前盗んだものを現場に残した」と供述しているということです。
警察は、捜査をかく乱しようとしたと見て、さらに調べよう進めることにしています。