熱中症と水の事故 各地で相次ぐ
7月16日 22時29分
松山市では、高校野球を観戦していた女子生徒8人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれました。消防によりますと、8人の症状は、比較的軽いということです。
NHKのまとめによりますと、午後8時現在、熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人の数は、45の都道府県で693人に上り、このうち1人が死亡しました。
山口県防府市(ほうふし)の海水浴場で、友人と遊びに来ていた男子高校生2人がおぼれ、2人とも死亡しました。警察などによりますと、2人は、友人10人ほどで遊びに来ていて、このうち1人が遊泳中におぼれ、助けようとしたもう1人もおぼれたということです。
また、静岡県西伊豆町の海水浴場では、家族4人で海水浴に来ていた埼玉県 朝霞市(あさかし)の43歳の父親の姿が見えなくなりました。家族などが探したところ、まもなく、およそ20メートル沖合いの休憩用のいかだの近くで見つかり、その後、病院で死亡が確認されました。
広島県大竹市では、小学2年生の男の子がキャンプ場の近くを流れる川で遊んでいて流され、行方不明になっています。
NHKが各放送局を通じて、午後8時現在でまとめたところ、9人が死亡、1人が意識不明の重体、2人の行方がわからなくなっています。