群馬で39度超 18日も猛暑に
7月17日 18時16分
東日本と西日本を中心に、きょうも気温が上がり、群馬県館林市などで気温が39度を超えるなど、猛烈な暑さになりました。あすも、内陸部を中心に暑さが続く見込みで、気象庁は、こまめに水分をとるなどして、熱中症に十分注意するよう、呼びかけています。
気象庁によりますと、東日本と西日本は、きのうに続いて広い範囲で強い日差しが照りつけ、気温が上がりました。日中の最高気温は、群馬県館林市で39度2分、群馬県伊勢崎市で39度1分と、ことし初めて39度を超えたほか、関東甲信の内陸部を中心に、37度を超える猛烈な暑さになりました。また、京都市で36度4分、佐賀市で35度9分などと、全国の70か所あまりの観測点で35度以上の猛暑日になりました。
NHKが全国の放送局を通じて、午後5時現在でまとめたところ、この猛暑のなか、熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人は、45の都道府県の687人に上っています。富山県 滑川市(なめりかわし)の北陸自動車道では、道路の舗装工事をしていた55歳の作業員の男性が、意識を失って病院で死亡し、消防などは、男性は熱中症になった可能性が高いとみられています。
西日本と東日本では、この先1週間も、晴れる地域が多い見込みで、気象庁は、「中国四国地方と近畿、東海、それに関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
今夜からあすの朝にかけても、気温の高い状態が続く見込みで、都市部を中心に、最低気温が25度より下がらない熱帯夜が予想されています。さらに、あすの日中も、関東甲信や東海、近畿などの内陸を中心に、気温が35度前後まで上がり、猛烈な暑さが続く見込みです。
気象庁は、夜間も、こまめに水分や塩分をとったり、適切に冷房を使ったりして、熱中症に十分注意するよう、呼びかけています。