東京で過去最大の反原発集
7月16日 18時37分
関西電力大飯原子力発電所3号機がフル稼働に達するなど、国内で原発の運転再開に向けた動きが進むなか、東京で、過去最大規模の原発に反対するシュウカイが開かれました。
「大飯をとめろ、大飯をとめろ!」
会場となった東京の代々木公園には、市民団体や労働組合のほか、ツイッターなどで呼びかけられた人たちが集まりました。参加したのは、主催者側の発表でおよそ17万人、警視庁によりますと、およそ7万5000人で、東京で行なわれた反原発のシュウカイやデモとしては、過去最大の規模になったということです。
きょうのシュウカイは、ノーベル賞作家の大江 健三郎(おおえ けんざぶろう)さんやルルポライターの鎌田 聡(かまた さとし)さんなどが呼びかけ人となって、セイフにコウギの声を届けようと開きました。
「全国のあらゆる人たちの力をふりしぼって、750万、現在すでに780万筆ですけど、集めました。藤村官房長官に提出しました。しかし、その次の日、大飯原発再稼動を決めました。こんなセイフありますか。」
「原発いらない、原発いらない!」
このあと、参加者は、3つのルートに分かれてデモ行進を行ない、横断幕を掲げたり、楽器を打ち鳴らしたりしながら、「再稼動反対、原発はいらない」などと、声を上げていました。