女性の営業職が“女子会”
7月22日 6時2分
いま、女性だけで食事や話をする「女子会」が盛んですが、営業職として働く女性が集まって、それぞれの悩みを相談する女子会が、きのう都内で開かれました。
この女子会は、インターネットのサイトをきっかけにできたグループが開いたもので、金融機関や医薬品メーカー、住宅販売などの企業で営業を担当している女性およそ60人が集まりました。
「乾杯!」
参加者は、20代後半から30台なかばの女性が多く、それぞれの悩みを話しました。
オフィスの安全管理が厳しく、飛び込みの営業が難しくなるなか、どのようにアポイントをとればいいのか、という仕事上の課題や、結婚や出産をしたあと営業の仕事と家庭をどう両立させていくかなど、プライベートな不安も打ち上げていました。
「営業は、けっこう拘束が長いと言えますが仕事なので、本当にそれを続けられるのかということが大きな悩みとしてはあります。」
「自分の部署には、女性が1人しか私1人しかいないので、できれば違う業界でもいいから、同世代の営業の女子の方と悩みを共有したいなというのが一番だ。」
主催者によりますと、ここ数年、企業が新規の顧客の開拓をねらって、営業部門に女性を増やす動きがある一方、育児と仕事を両立している女性が少ないため、将来に不安を抱えている若い女性が多いということです。