外相 オスプレイで日米合同委
7月24日 11時43分
アメリカ軍の最新型輸送機オスプレイについて、玄葉外務大臣は、あさって日米の外務防衛の担当者による日米合同委員会を開き、安全性に対する地元の懸念の払拭などに向けて、具体的な議論を始めることを明らかにしました。
オスプレイの沖縄県の普天間基地への配備について、玄葉外務大臣は、「南西諸島での安全保障上の要請があるなかで、オスプレイを配備すれば抑止力は高まる。」と述べ、配備の必要性を強調しました。
そのうえで、玄葉大臣は、あさって日米の外務防衛の担当者による日米合同委員会を開き、地元の懸念の払拭などに向けて、具体的な議論を始めることを明らかにしました。
「安全性と安全保障の両立が大事で、安全性の懸念を払拭するために、なにができるかということですね、具体的に考えていきたい。」
森本防衛大臣は、来月3日からアメリカを訪れて、パネッタ国防長官らと会談し、ことし相ついで起きた墜落事故の原因や再発防止策について説明を求めるほか、実際にオスプレイに搭乗する方向で調整しています。
「オスプレイについて、アメリカ側と話し合った結果については、できれば時期をみて、沖縄に直接行って知事にご説明する時期を探したい。」
森本大臣は、アメリカ側の説明の内容を直接地元側に伝えることで、普天間基地への配備に理解を求めたいという考えを示しました。