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第23章 ホークラックス Horcruxes(6)_ハリー・ポッターと謎のプリンス_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网

时间: 2024-10-24    作者: destoon    进入日语论坛
核心提示:「そうですね、先生」リドルが言った。「でも、僕がわからないのは――ほんの好こう奇き心しんですが――あの、一個だけの分霊箱
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「そうですね、先生」リドルが言った。

「でも、僕がわからないのは――ほんの好こう奇き心しんですが――あの、一個だけの分霊箱で役に立つのでしょうか? 魂は一回しか分断できないのでしょうか? もっとたくさん分断するほうがより確かで、より強力になれるのではないでしょうか? つまり、たとえば、七という数は、いちばん強い魔法数字ではないですか? 七個の場合は――?」

「とんでもない、トム!」

スラグホーンが甲高かんだかく叫さけんだ。

「七個! 一人を殺すと考えるだけでも十分に悪いことじゃないかね? それに、いずれにしても……魂を二つに分断するだけでも十分に悪い……七つに引き裂くなど……」

スラグホーンは、こんどは困り果てた顔で、それまで一度もはっきりとリドルを見たことがないかのような目で、じっとリドルを見つめていた。そもそもこんな話を始めたこと自体を後こう悔かいしているのだと、ハリーには察しがついた。

「勿論もちろん」スラグホーンが呟つぶやいた。

「すべて仮定の上での話だ。我々が話していることは。そうだね? すべて学問的な……」

「ええ、もちろんです。先生」リドルがすぐに答えた。

「しかし、いずれにしても、トム……黙だまっていてくれ。わたしが話したことは――つまり、我々が話したことは、という意味だが。我々が分ぶん霊れい箱ばこのことを気軽に話したことが知れると、世せ間けん体ていが悪い。ホグワーツでは、つまり、この話題は禁じられている……ダンブルドアは特にこのことについて厳きびしい……」

「一言も言いません。先生」

そう言うと、リドルは出ていった。しかしその前に、ハリーはちらりとその顔を見た。自分が魔法使いだとはじめて知ったときに見せたと同じ、あのむき出しの幸福感に満ちた顔だった。幸福感が端正たんせいな面立おもだちを引き立たせるのではなく、なぜか非ひ人にん間げん的てきな顔にしていた……。

「ハリー、ありがとう」ダンブルドアが静かに言った。「戻もどろうぞ……」


    “是的,先生,”里德尔说,“可我不明白的是——仅仅出于好奇,我想问的是,一个魂器用处大吗?灵魂是不是只能分裂一次?多分几片是不是更好,能让你更强大?比如说,七不是最有魔力的数字吗?七个——?”
 
    “我的老天爷啊,汤姆!”斯拉格霍恩叫道,“七个!想杀一个人还不够邪恶吗?无论如何……分裂灵魂已经够邪恶了……而分成七片……”
 
    斯拉格霍恩现在显得非常不安了:他瞪着里德尔,好像以前没看清他,哈利看得出他在后悔参与了这场谈话。
 
    “当然,”他小声说,“我们谈的这些都是假设,是不是?只是学术性的……”
 
    “是的,先生,当然。”里德尔马上说。
 
    “不过,汤姆……我所讲的——我们所讨论的这些,还是别说出去。人们知道我们聊过魂器是不会高兴的。这在霍格沃茨是禁止的,你知道……邓布利多尤其激烈……”
 
    “我不会说出去的,先生。”里德尔说完就离开了。但哈利瞥见了他的面孔,上面充满了狂喜,像他刚发现自己是巫师时一样,那种喜悦没有令他的面庞更显英俊,反而显得有些狰狞……
 
    “谢谢你,哈利,”邓布利多低声说,“我们走吧……”
 

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