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第23章 ホークラックス Horcruxes(12)_ハリー・ポッターと謎のプリンス_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网

时间: 2024-10-24    作者: destoon    进入日语论坛
核心提示:「それで先生はまだ、そうした物を探していらっしゃるのですね? 学校を留守になさったとき、そういう場所を訪たずねていらっし
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「それで……先生はまだ、そうした物を探していらっしゃるのですね? 学校を留守になさったとき、そういう場所を訪たずねていらっしゃったのですか?」

「そうじゃ」ダンブルドアが答えた。

「長いこと探しておった。たぶん……わしの考えでは……ほどなくもう一つ発見できるかもしれぬ。それらしい印しるしがある」

「発見なさったら」ハリーが急いで言った。

「僕も一いっ緒しょに行って、それを破は壊かいする手伝いができませんか?」

ダンブルドアは一いっ瞬しゅん、ハリーをじっと見つめ、やがて口を開いた。

「いいじゃろう」

「いいんですか?」ハリーは、まさかの答えに衝しょう撃げきを受けた。

「いかにも」ダンブルドアはわずかに微笑ほほえんでいた。

「きみはその権利を勝ち取ったと思う」

ハリーは胸が高鳴った。はじめて警告けいこくや庇ひ護ごの言葉を聞かされなかったのがうれしかった。周囲の歴代校長たちは、ダンブルドアの決断けつだんに、あまり感心しないようだった。ハリーには何人かが首を横に振っているのが見えたし、フィニアス・ナイジェラスはフンと鼻はなを鳴らした。

「先生、ヴォルデモートは、分ぶん霊れい箱ばこが壊こわされたとき、それがわかるのですか? 感じるのでしょうか?」ハリーは肖しょう像ぞう画がの反応を無視して尋たずねた。

「非ひ常じょうに興味ある質問じゃ、ハリー。答えは否いなじゃろう。ヴォルデモートはいまや、どっぷりと悪に染そまっておるし、さらに自分自身の肝心かんじんな部分である分霊が、ずいぶん長いこと本体から切り離されておるので、我々が感じるようには感じない。たぶん、自分が死ぬ時点で、あの者は失った物に気づくのであろう……たとえば、ルシウス・マルフォイの口から真実を吐はかせるまで、あの者は日記が破は壊かいされてしまったことに気づかなんだ。日記がずたずたになり、そのすべての力を失ったと知ったとき、ヴォルデモートの怒りたるや、見るも恐ろしいほどじゃったと聞き及ぶ」

「でも、ルシウス・マルフォイがホグワーツに日記を忍び込ませたのは、あいつがそう指示したからでしょう?」

「いかにも。何年も前のことじゃが、あの者が複数ふくすうの分霊箱を作れるという確信があったときにじゃ。しかしながら、ヴォルデモートの命令を待つ手はずじゃったルシウスは、その命令を受けることはなかった。日記をルシウスに預あずけてから間もなく、ヴォルデモートが消えたからじゃ。あの者は、ルシウスが分霊箱をただ大切に護まもるじゃろうと思い、まさか、それ以外のことをするとは思わなかったに違いない。しかし、ヴォルデモートは、ルシウスの恐きょう怖ふ心しんを過大に考えておった。何年も姿を消したままの、死んだと思われるご主人様に対して、ルシウスが持つ恐怖心のことじゃ。もちろん、ルシウスは日記の本ほん性しょうを知らなんだ。あの日記には巧たくみな魔法がかけてあるので、『秘ひ密みつの部へ屋や』をもう一度開かせる物になるだろうと、ヴォルデモートがルシウスに話しておいたのじゃろうと思う。ご主人様の魂たましいの一部が託たくされている物だと知っていたなら、ルシウスは間違いなくあの日記を、もっと恭うやうやしく扱ったことじゃろう――しかし、そうはせずに、ルシウスは、昔の計画を自分自身の目的のために勝手に実行してしまった。アーサー・ウィーズリーの娘のもとに日記を忍び込ませることで、アーサーの信用を傷つけ、わしをホグワーツから追放ついほうさせ、同時に自分にとって非常に不利になる物ぶっ証しょうを片付けるという、一いっ石せき三さん鳥ちょうを狙ねらったのじゃ。ああ、哀あわれなルシウスよ……。一つには、自らの利益のために分ぶん霊れい箱ばこを捨ててしもうたという事実、また一つには昨年の魔法省での大だい失しっ態たいで、ヴォルデモートの逆鱗げきりんに触ふれてしもうた。現在はアズカバンに収しゅう監かんされているから安全じゃと、本人は内心喜んでおるとしても無理からぬことじゃ」


    “那……你还在寻找它们吗?先生?你离开学校就是去做这件事吗?”
 
    “对,我找了很长时间。我想……也许……我快要找到另一个了,有些蛛丝马迹了。”
 
    “如果你找到了,”哈利马上说,“我能跟你去帮忙消灭它吗?”
 
    邓布利多非常认真地看了哈利一会儿,然后说:“我想可以。”
 
    “我可以?”哈利说,吃了一惊。
 
    “哦,是的,”邓布利多说着微微一笑,“我想你赢得了这个权利。”
 
    哈利的心飞了起来。终于听到一次不是谨慎和保护之类的话了,感觉真好。墙上的校长们似乎对邓布利多的决定不那么赞赏。哈利看到有几个人在摇头,菲尼亚斯·奈杰勒斯打起了呼噜。
 
    “魂器被毁时伏地魔会知道吗,先生?他能感觉到吗?”哈利问道,没去理睬那些画像。
 
    “非常有趣的问题,哈利。我想不会。因为伏地魔现在罪恶太深,而他的这些重要部分又分离得太久,我相信他的感觉不如我们了。也许在临死时,他才会感觉到损失……像那本日记被毁的时候他就没有察觉,后来才从卢修斯。马尔福口中逼问出来。我听说,当伏地魔发现日记被摧毁并失去了所有魔力之后,曾经大发雷霆,非常可怕。”
 
    “可我以为是他要卢修斯。马尔福把它偷偷带进霍格沃茨的。”
 
    “是的,那是多年以前,伏地魔确信自己可以制造多个魂器的时候。但卢修斯仍要等伏地魔的许可才能行动,他没有等到,因为伏地魔交托日记后不久便消失了。他无疑认为卢修斯对魂器除了小心看护之外不敢做任何事。但他过于依靠卢修斯对主人的畏惧了——要知道这个主人已失踪多年并被卢修斯认为已经死亡了。当然,卢修斯不知道那本日记实际上是什么。我想伏地魔只会跟他说日记被施了巧妙的魔法,能使密室重新打开。如果卢修斯知道他手里捧了主人的一片灵魂,一定会对它更加尊敬一些——但事实是,他为了自己的目的执行了老计划:把日记安置在亚瑟。韦斯莱的女儿身上。他希望以此败坏亚瑟的名声,把我赶出霍格沃茨,同时除掉一件非常容易惹祸的物证。啊,可怜的卢修斯……出于私心丢掉魂器而触怒了伏地魔,去年在魔法部又是那样的惨败,如果他此刻暗自庆幸能在阿兹卡班苟且偷安,我是不会奇怪的。”
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