フレッドは自分のリストを読み終えて、ハリーのを覗のぞき込こんだ。
「君のもロックハートの本のオンパレードだ 『闇やみの魔ま術じゅつに対する防ぼう衛えい術じゅつ』の新しい先生はロックハートのファンだぜ。――きっと魔ま女じょだ」
ここでフレッドの目と母親の目が合った。フレッドは慌あわててママレードを塗ぬりたくった。
「この一式は安くないぞ」ジョージが両親のほうをちらりと見た。「ロックハートの本はなにしろ高いんだ………」
「まあ、なんとかなるわ」
そう言いながら、おばさんは少し心配そうな顔をした。
「たぶん、ジニーのものはお古ですませられると思うし……」
「あぁ、君も今年ホグワーツ入学なの」ハリーがジニーに聞いた。
ジニーは頷うなずきながら、真まっ赤かな髪かみの根元のところまで顔を真っ赤にし、バターの入った皿に肘ひじを突っ込んだ。幸運にもそれを見たのはハリーだけだった。ちょうどロンの兄のパーシーが台所に入ってきたからだ。ちゃんと着き替がえて、手て編あみのタンクトップに監かん督とく生せいバッジをつけていた。
「みなさん、おはよう。いい天気ですね」パーシーがさわやかに挨あい拶さつした。
パーシーはたった一つ空あいていた椅い子すに座ったが、とたんに弾はじけるように立ち上がり、尻しりの下から、ボロボロ毛の抜けた灰色の毛ばたき――少なくともハリーにはそう思えた――を引っ張ぱり出した。毛ばたきは息をしていた。
弗雷德读完了他自己的单子,伸头来看哈利的。
“你也要买吉德罗洛哈特的书!”他说,“新来的黑魔法防御术课老师一定是他的崇拜者—— 没准是个女巫。”弗雷德看到他母亲的目光,赶忙低头专心吃他的橘子酱。“那些书可不便宜,”乔治迅速地看了父母一眼说,“吉德罗洛哈特的书真够贵的..”“哦,我们会有办法的,”韦斯莱夫人说,可是看上去有点发愁,“我想金妮的许多东西可以买二手货。”
“哦,你今年也要上霍格沃茨了?”哈利问金妮。
她点点头,火红色头发的发根都红了。胳膊肘碰到了黄油盘里。幸好除了哈利之外没有别人看见,因为这时罗恩的哥哥珀西正好走了进来。他已经穿戴整齐,级长的徽章别在针织短背心上。
“大家早上好。”珀西轻快地说,“天气不错。”
他坐到仅剩的一张椅子上,但马上又跳了起来,从屁股下面拉出一个掉毛的灰鸡毛掸子—— 至少哈利以为那是个鸡毛掸子,随即发现它居然在呼吸。