「マジかよ、おい」ロンが恐きょう怖ふの声をあげた。「休み中だぜ」
――私たち、水曜日に新しい教科書を買いにロンドンに行きます。ダイアゴン横よこ丁ちょうでお会いしませんか
近きん況きょうをなるべく早く知らせてね。
ではまた。
ハーマイオニー
「ちょうどいいわ。わたしたちも出かけて、あなたたちの分を揃そろえましょう」
ウィーズリーおばさんがテーブルを片づけながら言った。
「今日はみんなどういうご予定」
ハリー、ロン、フレッド、ジョージは、丘の上にあるウィーズリー家けの小さな牧まき場ばに出かける予定だった。その草むらは周まわりを木こ立だちで囲まれ、下の村からは見えないようになっていた。つまり、あまり高く飛びさえしなければクィディッチの練習ができるというわけだ。本物のボールを使うわけにはいかない。もしもボールが逃げ出して村のほうに飛んでいったら、説明のしようがないからだ。代わりに、四人はリンゴでキャッチボールをした。みんなで、代わりばんこにハリーのニンバスに乗ってみたが、ニンバスはやっぱり圧あっ巻かんだった。ロンの中ちゅう古この箒ほうき「流れ星」は、そばを飛んでいる蝶ちょうにさえ追い抜かれた。
五分後、四人は箒を担かつぎ、丘に向かって行進していた。パーシーも一いっ緒しょに来ないかと誘さそったが、忙しいと断られた。ハリーは食事の時しかパーシーを見たことがなかった。あとはずっと、部屋に閉とじこもりきりだった。
“她怎么可能?’'罗恩大吃一惊,“现在是暑假啊!”—— 我下星期三要去伦敦买课本。咱们在对角巷见面如何?尽快把你们的情况告诉我,好友,赫敏。
“正巧,我们也在那天去买。”韦斯莱夫人开始收拾桌子,“你们今天都有什么活动?”
哈利、罗恩、弗雷德和乔治打算到山上韦斯莱家的一块围场上去,那儿周围都是树,不会被下面村子里的人看见。他们可以在那里练习打魁地奇,只要不飞得太高就行。但他们不能用真正的魁地奇球,要是不小心让它们飞到村子上空,那就说不清楚了,所以他们只是互相抛接苹果。他们轮流骑坐哈利的光轮2000,它比其他几人的扫帚都要好得多,罗恩的那把“流星”经常被蝴蝶撇在后面。
五分钟后,四个人扛着扫帚朝山上爬去。他们原想邀珀西一起去,可他说没空。到现在为止,哈利只在吃饭时才能看到珀西。