「二人とも、処しょ罰ばつは今夜になります」
「先生、僕たち、何をするんでしょうか」ロンがなんとかゲップを押し殺しながら聞いた。
「あなたは、フィルチさんと一いっ緒しょにトロフィー・ルームで銀ぎん磨みがきです。ウィーズリー、魔法はだめですよ。自分の力で磨くのです」
ロンは絶ぜっ句くした。管かん理り人にんのアーガス・フィルチは学校中の生徒からひどく嫌きらわれている。
「ポッター。あなたはロックハート先生がファンレターに返事を書くのを手伝いなさい」
「えーっ、そんな……僕ぼくもトロフィー・ルームのほうではいけませんか」
ハリーが絶ぜつ望ぼう的てきな声で頼んだ。
「もちろんいけません」マクゴナガル先生は眉まゆを吊つり上げた。
「ロックハート先生はあなたをとくにご指し名めいです。二人とも、八時きっかりに」
ハリーとロンはがっくりと肩を落とし、うつむきながら大おお広ひろ間まに入っていった。ハーマイオニーは「だって校こう則そくを破ったんでしょ」という顔をして後ろからついてきた。ハリーは、シェパード・パイを見ても思ったほど食しょく欲よくがわかなかった。二人とも自分のほうが最悪の貧びん乏ぼうくじを引いてしまったと感じていた。
「フィルチは僕を一ひと晩ばん中放はなしてくれないよ」ロンは滅め入いっていた。
「魔法なしだなんて あそこには銀ぎん杯ぱいが百個はあるぜ。僕、マグル式の磨き方は苦にが手てなんだよ」
「いつでも代わってやるよ。ダーズリーのところでさんざん訓くん練れんされてるから」
ハリーも虚うつろな声を出した。
“你们俩晚上留下来。”
‘‘我们要做什么,老师?”罗恩问,一面紧张地忍住一个嗝。
“你去帮费尔奇先生擦奖品陈列室里的银器,”麦格教授说,“不许用魔法,韦斯莱—— 全用手擦。”
罗恩倒吸一口气。看门人费尔奇是所有学生都憎恨的人。
‘‘我们要做什么,老师?”罗恩问,一面紧张地忍住一个嗝。
“你去帮费尔奇先生擦奖品陈列室里的银器,”麦格教授说,“不许用魔法,韦斯莱—— 全用手擦。”
罗恩倒吸一口气。看门人费尔奇是所有学生都憎恨的人。
“波特,你去帮洛哈特教授给他的崇拜者回信。”麦格教授说。
“啊,不要,我也去擦奖品行吗?”哈利绝望地乞求。
“当然不行,”麦格教授扬起眉毛,“洛哈特教授点名要你。你们俩记住,晚上八点整。”
哈利和罗恩垂头丧气地走进大礼堂,赫敏跟在后面,脸上的表情仿佛是说:“你们的确违反了校规嘛。”饭桌上,连肉馅土豆泥饼都提不起哈利的胃口。他和罗恩都觉得自己比对方更倒霉。
“费尔奇可要了我的命了,”罗恩哭丧着脸说,“不用魔法!那间屋里起码有一百个奖杯呢。我又不像麻瓜们那样擅长擦洗。”
“我随时愿意跟你换,”哈利没精打采地说,