とうとう学期が終わり、降ふり積もった雪と同じぐらい深い静せい寂じゃくが城を包んだ。ハリーにとっては、憂ゆう鬱うつどころか安らかな日々だった。ハーマイオニーやウィーズリー兄弟たちと一いっ緒しょに、グリフィンドール塔とうを思いどおりにできるのは楽しかった。誰にも迷めい惑わくをかけずに大きな音を出して「爆ばく発はつスナップ」をしたり、秘ひそかに決けっ闘とうの練習をした。フレッド、ジョージ、ジニーも、両親と一いっ緒しょにエジプトにいる兄のビルを訪たずねるより、学校に残るほうを選んだ。パーシーは「おまえたちの子どもっぽい行動はけしからん」と、グリフィンドールの談だん話わ室しつにはあまり顔を出さなかった。「クリスマスに僕が居い残のこるのは、この困こん難なんな時期に先生方の手助けをするのが、監かん督とく生せいとしての義ぎ務むだからだ」と、パーシーはもったいぶって説明していた。
终于,学期结束了,像地上的积雪一般厚重的寂静,笼罩了整个城堡。哈利不觉得沉闷,反而觉得很宁静,一想到他、赫敏和韦斯莱兄妹可以在格兰芬多城堡里随意进出,他就感到很开心。这意味着他们可以大声玩噼啪爆炸而不妨碍任何人,还可以秘密地演习决斗。弗雷德、乔治和金妮决定留在学校,而不和韦斯莱夫妇一起去埃及看比尔。珀西对他们的这些孩子气行为不以为然,便很少待在格兰芬多的公共休息室里。珀西曾经很自负地告诉他们,他之所以留下来过圣诞节,只是因为他作为全优生,有责任在这段动荡的时期支持老师的工作。