「やあ」ベッドに降おり立ったヘドウィグに、ハリーはうれしそうに話しかけた。
「また僕ぼくと口をきいてくれるのかい」
ヘドウィグはハリーの耳をやさしくかじった。そのほうが、運んできてくれた包みよりずっといい贈おくり物ものだった。包みはダーズリー一家からで、爪つま楊よう枝じ一本とメモが入っており、メモには、夏休み中にも学校に残れないかどうか聞いておけ、と書いてあった。
他のプレゼントは、もっとずっとうれしいものばかりだった。ハグリッドは糖とう蜜みつヌガーを大きな缶かん一いっ杯ぱい贈ってくれた。ハリーはそれを火のそばに置いて柔やわらかくしてから食べることにした。ロンは、お気に入りのクィディッチ・チームのおもしろいことがあれこれ書いてある「キャノンズと飛ぼう」という本をくれた。ハーマイオニーはデラックスな鷲わし羽ば根ねのペンをくれた。最後の包みを開くと、ウィーズリーおばさんからの新しい手て編あみのセーターと、大きなプラムケーキが出てきた。おばさんのクリスマスカードを飾かざりながら、ハリーの胸に新たな自じ責せきの念ねんが押し寄せてきた――。
ウィーズリーおじさんの車は「暴あばれ柳やなぎ」に衝しょう突とつして以来、行ゆく方えが知れないし、その上、ロンと一いっ緒しょにこれからひとしきり校こう則そくを破る計画を立てているのだ。
“你好,”它落在哈利的床上后,哈利高兴地说,“你又要对我说话吗?"它以十分亲热的方式轻轻咬了咬他的耳朵,这份问候比它带给他的那份礼物要珍贵得多。原来,那个小包裹是德思礼夫妇捎来的。他们送给哈利一根牙签,还附有一封短信,叫他打昕一下,他能不能暑假也留在霍格沃茨度过。
哈利收到的其他圣诞礼物就令人满意得多了。海格送给他一大包乳脂软糖,哈利决定放在火边烤软了再吃;罗恩送给他一本名叫《和火炮队一起飞翔》的书,里面讲的都是他最喜欢的魁地奇队的一些事情;赫敏给他买了一支华贵的羽毛笔。哈和拆开最后一件礼物,原来是书斯莱夫人送给他的一件崭新的手编毛衣,以及一块大大的葡萄干蛋糕。他竖起韦斯莱夫人的贺卡,心头又涌起一股负疚感。他想到了韦斯莱先生的汽车,它自从与打人柳相撞之后,一直无影无踪,他还想到他和罗恩接下来又打算违反校规了。