「オォォォォォー。見てのお楽しみ」マートルが言った「ひどいから」
閂かんぬきが横に滑すべる音がして、ハーマイオニーが出てきた。しゃくり上げ、頭のてっぺんまでローブを引ひっ張ぱり上げている。
「どうしたんだよ」ロンがためらいながら聞いた。「ミリセントの鼻かなんか、まだくっついてるのかい」
ハーマイオニーはローブを下げた。ロンがのけ反ぞって手て洗あらい台にはまった。
ハーマイオニーの顔は黒い毛で覆おおわれ、目は黄色に変わっていたし、髪の毛の中から、長い三さん角かく耳みみが突き出していた。
「あれ、ね、猫ねこの毛だったの」ハーマイオニーが泣き喚わめいた。
「ミ、ミリセント・ブルストロードは猫を飼かってたに、ち、違いないわ それに、このせ、煎せんじ薬ぐすりは動物変へん身しんに使っちゃいけないの」
「う、ぁ」とロン。
「あんた、ひどーくからかわれるわよ」マートルはうれしそうだ。
「大だい丈じょう夫ぶだよ、ハーマイオニー」ハリーは即そく座ざに言った。
「医い務む室しつに連れていってあげるよ。マダム・ポンフリーはうるさく追つい及きゅうしない人だし……」
ハーマイオニーにトイレから出るよう説せっ得とくするのに、ずいぶん時間がかかった。「嘆なげきのマートル」がゲラゲラ大笑いして三人を煽あおり立て、マートルの言葉に追われるように、三人は足を速はやめた。
「みんながあんたの尻しっ尾ぽを見つけて、なーんて言うかしらー」
“哎哟,等着瞧吧,”她说,“太可怕了!”
他们听见门锁滑开,赫敏出现了,哭哭啼啼的,长袍拉上来遮住了脑袋。
“怎么啦?”罗恩不敢确定地说,“难道你还长着米里森的鼻子什么的?”
赫敏让长袍落下,罗恩后退一步,撞在水池上。
她满脸都是黑毛,眼睛变成了黄色,两只尖尖的长耳朵从她的头发里支棱出来。
“那是一根猫毛!”她凄厉地哭喊着。“米一米里森一定养了一只猫!可这服汤一汤剂不是用来搞动物变形的啊!”
“真倒霉,”罗恩说。
“你会被取笑个没完的。”桃金娘开心地说。
“没关系,赫敏,”哈利赶紧说道,“我们送你去医院。庞弗雷夫人从来不多问..”
他们花了好长时间,才劝说赫敏离开了盥洗室。哭泣的桃金娘兴高采烈地粗声大笑,使得他们更加快了脚步。
“等着吧,大家都会发现你长了一条尾巴!”