二月の初めには、ハーマイオニーが髯ひげなし、尻しっ尾ぽなし、顔の毛もなしになって、退院した。グリフィンドール塔とうに帰ってきたその夜、ハリーは・・リドルの日記を見せ、それを見つけた時の様子ようすを話した。
「うわー、もしかしたら何か隠かくれた魔ま力りょくがあるのかもよ」
ハーマイオニーは興きょう味み津しん々しんで、日記を手に取って、詳しょう細さいに調べた。
「魔力を隠してるとしたら、完かん璧ぺきに隠しきってるよ。恥はずかしがり屋やかな。ハリー、そんなもの、なんで捨すててしまわないのか、僕にはわからないな」
「誰かが、どうしてこれを捨てようとしたのか、それが知りたいんだよ」ハリーは答えた。
「リドルがどうして、『ホグワーツ特別功労賞』をもらったかも知りたいし」
「そりゃ、なんでもありさ。ふくろうの試し験けんで三十科目も受かったとか、大イカに捕つかまった先生を救すくったとか。極きょく端たんな話、もしかしたらマートルを死なせてしまったのかもしれないぞ。それがみんなのためになったとか……」
しかしハリーは、じっと考え込こんでいるハーマイオニーの表情から、自分と同じことを考えているのがわかった。
「なんだよ」その二人の顔を交こう互ごに見ながらロンが言った。
「ほら、『秘ひ密みつの部へ屋や』は五十年前に開けられただろう」ハリーが言った。
「マルフォイがそう言ったよね」
「ウーン……」ロンはまだ飲み込めていない。
「そして、この日記は五十年前の物なのよ」
ハーマイオニーが興こう奮ふんしてトントンと日記を叩たたいた。
「それが」
「何よ、ロン。目を覚ましなさい」
ハーマイオニーがぴしりと言った。
二月初,赫敏出院了,她的胡须没有了,尾巴没有了,浑身的猫毛也没有了。她回到格兰芬多城堡的第一天晚上,哈利就把汤里德尔的日记拿给她看了,并原原本本地对她讲了他们找到这本日记的经过。
“哦,它里面可能藏着法术呢。”赫敏兴奋地说,接过日记,仔细地看着。
“如果真是这样,倒隐藏得很巧妙。”罗恩说,“也许它是不好意思见人吧。我不明白为什么你不把它扔掉,哈利。”
“我希望知道为什么有人想把它扔掉。”哈利说,“另外,我还很想了解里德尔是如何获得对霍格沃茨的特殊贡献奖的。”
“什么都有可能,”罗恩说,“也许他抓住了三十只猫头鹰,或者从大鱿鱼的巨爪下救出了一位老师。也许他谋杀了桃金娘,那一定使大家都感到称心如意..”
“如果真是这样,倒隐藏得很巧妙。”罗恩说,“也许它是不好意思见人吧。我不明白为什么你不把它扔掉,哈利。”
“我希望知道为什么有人想把它扔掉。”哈利说,“另外,我还很想了解里德尔是如何获得对霍格沃茨的特殊贡献奖的。”
“什么都有可能,”罗恩说,“也许他抓住了三十只猫头鹰,或者从大鱿鱼的巨爪下救出了一位老师。也许他谋杀了桃金娘,那一定使大家都感到称心如意..”
可是哈利看到赫敏脸上专注的神色,知道她正在转着和自己同样的念头。
“怎么?’'罗恩说,望望哈利,又望望赫敏。
“是这样,密室是五十年前被打开的,是不是?”赫敏说,“马尔福是这么说的。”
“是啊..”罗恩慢悠悠地说。
“这本日记也是五十年前的。”赫敏激动地拍着日记。
“那又怎么样?”
“哦,罗恩,你醒醒吧。”
赫敏毫不客气地说。
“怎么?’'罗恩说,望望哈利,又望望赫敏。
“是这样,密室是五十年前被打开的,是不是?”赫敏说,“马尔福是这么说的。”
“是啊..”罗恩慢悠悠地说。
“这本日记也是五十年前的。”赫敏激动地拍着日记。
“那又怎么样?”
“哦,罗恩,你醒醒吧。”
赫敏毫不客气地说。