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第13章 重じゅう大だい秘ひ密みつの日記(25)_ハリー・ポッターと秘密の部屋_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网

时间: 2024-10-24    作者: destoon    进入日语论坛
核心提示:どでかい少年はいま、閉めたばかりのドアのほうへ後ずさりした。その少年の背はい後ごから、ガサゴソ、カチカチと奇き妙みょうな
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どでかい少年はいま、閉めたばかりのドアのほうへ後ずさりした。その少年の背はい後ごから、ガサゴソ、カチカチと奇き妙みょうな音がした。

「さあ、ルビウス」リドルはもう一歩詰つめ寄った。

「死んだ女子学生のご両親が、明あ日す学校に来る。娘さんを殺したやつを、確かく実じつに始し末まつすること。学校として、少なくともそれだけはできる」

「こいつがやったんじゃねぇ」少年が喚わめく声が、暗い通路にこだました。

「こいつにできるはずねぇ 絶ぜっ対たいやっちゃいねぇ」

「どいてくれ」リドルは杖つえを取り出した。

リドルの呪じゅ文もんは突とつ然ぜん燃えるような光で廊ろう下かを照てらした。どでかい少年の背後のドアがものすごい勢いきおいで開き、少年は反対側の壁かべまで吹ふき飛ばされた。中から出てきた物を見たとたん、ハリーは思わず鋭するどい悲ひ鳴めいをもらした。――自分にしか聞こえない長い悲鳴を――。

毛むくじゃらの巨大な胴どう体たいが、低い位置に吊つり下げられている。絡からみ合った黒い脚あし、ギラギラ光るたくさんの眼め、剃かみ刀そりのように鋭い鋏はさみ――。

リドルがもう一度杖を振ふり上げたが、遅おそかった。その生き物はリドルを突き転ころがし、ガサゴソと大急ぎで廊下を逃げていき、姿を消した。リドルは素す早ばやく起き上がり、後ろ姿を目で追い、杖を振り上げた。

「やめろおおおおおおお」どでかい少年がリドルに飛びかかり、杖を引ったくり、リドルをまた投げ飛ばした。

場面がぐるぐる旋せん回かいし、真っ暗くら闇やみになった。ハリーは自分が落ちていくのを感じた、そして、ドサリと着地した。ハリーは、グリフィンドールの寝しん室しつの天てん蓋がいつきベッドの上に大の字になっていた。リドルの日記は腹の上に開いたまま載のっていた。

息を弾はずませている最中に、寝しん室しつのドアが開いてロンが入ってきた。

「ここにいたのか」とロン。

ハリーは起き上がった。汗あせびっしょりでブルブル震ふるえていた。

「どうしたの」とロンが心配そうに聞いた。

「ロン、ハグリッドだったんだ。五十年前に『秘ひ密みつの部へ屋や』の扉とびらを開けたのは、ハグリッドだったんだ」




  大块头男孩说着,后退几步,把身体靠向那扇关着的门。

  哈利可以听见他后面传来一阵古怪的窸窸窣窣和咔啦咔啦的声音。

“来吧,鲁伯,”里德尔说,又向前逼近了一些,“那个死去的姑娘的父母明天就要到这儿来了。霍格沃茨至少可以保证把那个弄死他们女儿的家伙杀死..” 
 
  “不是它!”男孩大吼一声,他的声音在昏暗的通道里回响,“它不会!绝不会!”

“闪开。”里德尔说着,拔出了他的魔杖。 
 
  他的咒语以一道突如其来的火光,照亮了走廊。大块头男孩身后的门猛地弹开了,那股巨大的力量把他撞向对面的墙上。从门里出来了一个东西,使哈利发出了一声凄厉的、长长的尖叫,但除了他本人以外,似乎谁也没有听见。一个硕大的、毛森森的低矮身躯、结成一团的黑乎乎的腿、许多闪闪发亮的眼睛、两把刀子般锋利的钳子—— 里德尔又举起他的魔杖,可是已经来不及了。那怪物慌忙逃跑,把他撞翻在地,然后飞快地奔过走廊,消失了。里德尔跌跌撞撞地站起来,看着它的背影;他举起魔杖,但是大块头男孩朝他扑去,一把抓住魔杖,又把他打翻在地,一边大声嚷道:“不—— !”

接着,天旋地转,周围漆黑一片。哈利感到自己在坠落,最后轰的一声,掉在格兰芬多宿舍他的四柱床上。里德尔的日记打开了放在他的肚子上。 
 
  没等他来得及把气喘匀,宿舍的门开了,罗恩走了进来。

“你在这儿。”他说。

哈利坐了起来。他大汗淋漓,浑身发抖。

“怎么了?”罗恩问,一边关切地看着他。

“是海格,罗恩。五十年前是海格打开了密室。” 
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