復活祭イースターの休きゅう暇か中に、二年生は新しい課か題だいを与えられた。三年生で選せん択たくする科目を決める時期が来たのだ。少なくともハーマイオニーにとっては、これは非常に深しん刻こくな問題だった。
「わたしたちの将しょう来らいに全面的に影えい響きょうするかもしれないのよ」三人で新しい科目のリストに舐なめるように目を通し、選せん択たく科目に「✓」印をつけながら、ハーマイオニーがハリーとロンに言い聞かせた。
「僕ぼく、『魔ま法ほう薬やく』をやめたいな」とハリー。
「そりゃ、ムリ」ロンが憂ゆう鬱うつそうに言った。
「これまでの科目は全部続くんだ。そうじゃなきゃ、僕は『闇やみの魔ま術じゅつに対する防ぼう衛えい術じゅつ』を捨すてるよ」
「だってとっても重要な科目じゃないの」
ハーマイオニーが衝しょう撃げきを受けたような声を出した。
「ロックハートの教え方じゃ、そうは言えないな。彼からは何にも学んでないよ。ピクシー小しょう妖よう精せいを暴れさせること以外はね」とロンが言い返した。
ネビル・ロングボトムには、親しん戚せき中の魔法使いや魔女が、手紙でああしろこうしろと、勝手な意見を書いてよこした。混こん乱らんしたネビルは、困り果てて、アー、ウー言いながら、舌をちょっと突き出してリストを読み、「数かず占うらない」と「古こ代だいルーン文も字じ」のどっちが難むずかしそうかなどと、聞きまくっていた。
ディーン・トーマスはハリーと同じように、マグルの中で育ってきたので、結けっ局きょく目をつぶって杖つえでリストを指し、杖の示している科目を選んだ。
在复活节假日期间,二年级学生又有了新的事情要考虑。他们应该选择三年级的课程了,这件事,至少在赫敏看来,是需要慎重对待的。
“这会影响到我们的整个未来。”她对哈利和罗恩说。这时他们都在仔细研究新课程名单,在上面做着记号。
“我只想放弃魔药课。”哈利说。
“不可能,”罗恩情绪低落地说,“原来的科目都得上,不然我早就扔掉黑魔法防御术课了。”
“但那门课是很重要的!”赫敏吃惊地说。
“像洛哈特那种教法,我看未必。”罗恩说,“除了不要把小精灵放出来,我没有从他那里学到任何东西。”
纳威.隆巴顿家里的那些男巫、女巫们纷纷给他来信,在选课的问题上对他提出许多不同的建议。纳威无所适从,心里很紧张。他坐在那里看课程名单,舌头伸在外面,问别人是不是觉得算术占卜听上去比古代魔文更加难学。
迪安和哈利一祥,是在麻瓜身边长大的。他最后闭上眼睛,用魔杖在名单上随意地点来点去,点到哪门课就选哪门课。
迪安和哈利一祥,是在麻瓜身边长大的。他最后闭上眼睛,用魔杖在名单上随意地点来点去,点到哪门课就选哪门课。