翌よく朝あさ、目を覚ますと、太陽がキラキラと輝かがやき、さわやかなそよ風が吹ふいていた。
「申し分ないクィディッチ日び和よりだ」
朝食の席せきで、チームメートの皿にスクランブル・エッグを山のように盛もりながら、ウッドが興こう奮ふんした声で言った。
「ハリー、がんばれよ。朝食をちゃんと食っておけよ」
ハリーは、朝食の席にびっしり並んで座っている、グリフィンドール生をぐるりと見渡した――もしかしたらハリーの目の前にリドルの日記の新しい持もち主ぬしがいるかもしれない――。
ハーマイオニーは盗とう難なん届とどけを出すようにすすめたが、ハリーはそうしたくなかった。そんなことをすれば、先生に、日記のことをすべて話さなければならなくなる。だいたい五十年前に、ハグリッドが退たい学がく処しょ分ぶんになったことを知っている者が、何人いるというのか ハリーはそれを蒸むし返す張ちょう本ほん人にんになりたくなかった。
ロン、ハーマイオニーと一緒に大おお広ひろ間まを出たハリーは、クィディッチの箒ほうきを取りに戻ろうとした。その時、ハリーの心配の種たねがまた増えるような深しん刻こくな事じ態たいが起こった。大だい理り石せきの階段に足をかけたとたんに、またもやあの声を聞いたのだ。
「今度は殺す……引き裂さいて……八やつ裂ざきにして……」
ハリーは叫さけび声をあげ、ロンとハーマイオニーは驚おどろいて、同時にハリーのそばから飛びのいた。
「あの声だ」ハリーは振ふり返った。
「また聞こえた――君たちは」
ロンが目を見開いたまま首を横に振ふった。が、ハーマイオニーはハッとしたように額ひたいに手を当てて言った。
他们第二天清早醒来,天气晴朗,阳光明媚,宜人的微风轻轻吹拂。
“是魁地奇比赛最理想的天气!”在格兰芬多餐桌上,伍德热情洋溢地说,一边给每个队员的盘子里都添了许多炒蛋。“哈利,振作起来,你需要好好吃一顿早饭。”
哈利一直望着拥挤的格兰芬多餐桌,猜想里德尔日记的新主人是否就在他眼前。赫敏催促他把遭窃的事向校方汇报,但是哈利不愿意这么做。他难道必须对老师讲清日记的来龙去脉,并告诉他有多少人知道五十年前海格为什么被开除吗?他可不想成为把这件事重新挑起的人。
哈利和罗恩、赫敏一起离开礼堂,去收拾他的比赛物品,这时,他已经纷乱不堪的心里又多了一份非常沉重的忧虑。因为就在他刚刚踏上大理石楼梯时,突然又听见了那个声音:“这次要杀人..让我撕..让我撕裂..”
他大喊一声,罗恩和赫敏惊恐地从他身边跳开。“那个声音!”哈利说着,扭过头向后看,“我刚才又听见了—— 你们听见了吗?”罗恩摇了摇头,眼睛睁得圆圆的。赫敏却突然伸手拍着前额。