暗いトンネルを数分歩くと、遠くのほうからゆっくりと岩がずれ動く音が聞こえてきた。
「ロン」ハリーは足を速はやめながら叫さけんだ。
「ジニーは無事だ ここにいるよ」
ロンが、胸の詰つまったような歓かん声せいをあげるのが聞こえた。二人は次の角かどを曲がった。崩くずれ落ちた岩の間にロンが作った、かなり大きな隙すき間まの向こうから、待ちきれないようなロンの顔が覗のぞいていた。
「ジニー」ロンが隙間から腕うでを突き出して、最初にジニーを引ひっ張ぱった。
「生きてたのか 夢じゃないだろうな いったい何があったんだ」
ロンが抱きしめようとすると、ジニーはしゃくり上げ、ロンを寄せつけなかった。
「でも、ジニー、もう大だい丈じょう夫ぶだよ」ロンがにっこり笑いかけた。
「もう終わったんだよ、もう。――あの鳥はどっから来たんだい」
フォークスが、ジニーのあとから隙間をスイーッとくぐって現れた。
「ダンブルドアの鳥だ」ハリーが狭せまい隙間をくぐり抜けながら答えた。
「それに、どうして剣つるぎなんか持ってるんだ」
ロンはハリーの手にした眩まばゆい武器をまじまじと見つめた。
「ここを出てから説明するよ」ハリーはジニーのほうをチラッと横目で見ながら言った。
「でも――」
「あとにして」ハリーが急いで言った。
誰が「秘ひ密みつの部へ屋や」を開けたのかを、いま、ロンに話すのは好このましくないと思ったし、いずれにしても、ジニーの前では言わないほうがよいと考えたのだ。
他们顺着隧道往上走了几分钟,哈利听见远处传来慢慢搬动岩石的声音。
“罗恩!”哈利喊道,脚底下加快了速度。“金妮没事儿!我找到她了!”
他听见罗恩发出一声沉闷的欢呼。他们又转过一个弯道,就看见罗恩的脸透过一个很大的豁口,急切地向他们张望,这个豁口是他好不容易在坠落的碎石准中掏出来的。
“金妮!”罗恩把手从豁口中伸出来,先把金妮拉了过去,“你还活着!我真不敢相信!怎么回事?”
他想搂抱金妮,可是金妮哭泣着不让他接近自己。
“你没事了,金妮,”罗恩微笑着对她说,“一切都过去了—— 那只鸟是从哪儿来的?”
福克斯跟在金妮后面飞过了豁口。
“罗恩!”哈利喊道,脚底下加快了速度。“金妮没事儿!我找到她了!”
他听见罗恩发出一声沉闷的欢呼。他们又转过一个弯道,就看见罗恩的脸透过一个很大的豁口,急切地向他们张望,这个豁口是他好不容易在坠落的碎石准中掏出来的。
“金妮!”罗恩把手从豁口中伸出来,先把金妮拉了过去,“你还活着!我真不敢相信!怎么回事?”
他想搂抱金妮,可是金妮哭泣着不让他接近自己。
“你没事了,金妮,”罗恩微笑着对她说,“一切都过去了—— 那只鸟是从哪儿来的?”
福克斯跟在金妮后面飞过了豁口。
“它是邓布利多的。”哈利说着,自己也从豁口里挤了过去。
“你怎么会有一把宝剑的?”罗恩盯着哈利手里那件银光闪闪的武器,吃惊地问。
“等我们离开这里以后,我再慢慢向你解释。”哈利瞟了金妮一眼,说道。
“可是—— ”
“以后再说。”哈利赶紧说道。
他认为最好不要告诉罗恩是谁打开了密室,至少不能当着金妮的面告诉他。
“你怎么会有一把宝剑的?”罗恩盯着哈利手里那件银光闪闪的武器,吃惊地问。
“等我们离开这里以后,我再慢慢向你解释。”哈利瞟了金妮一眼,说道。
“可是—— ”
“以后再说。”哈利赶紧说道。
他认为最好不要告诉罗恩是谁打开了密室,至少不能当着金妮的面告诉他。